9日は次第に雨の範囲が狭くなっていきますが、関東や東北太平洋側では午後も降るところがあり、11月並みの「寒さ」になるところもあるでしょう。
一方で東海から西では25度以上の夏日になるところが増える予想で、前日とは一転、汗ばむ陽気に。

こうなってくると何度で何を着たらいいのかわからなくなりそうですが、気温と服装の早見表とともに気象予報士が解説します。

関東中心にしつこい雨に

9日は朝の段階では山陰などの西日本や東海でも雨のところがありますが、次第に晴れ間が広がり、午後の雨域は関東～東北太平洋側が中心となりそうです。

天気の回復が早い東海以西で25度を超えるところが多い一方、東京や仙台では予想最高気温が17度と、11月並みの予想となっています。

気温何度で何着ればいい？失敗しないための早見表

人によって暑がりだったり寒がりだったりというのはもちろんありますが、おおむね半袖と長袖の境目は気温25度です。

そして上図の早見表の通り、20度を切ってくるとカーディガンなどの上着が必要になり、15度くらいからトレンチコートなどのしっかりしたアウターが必要になってきます。

待ちに待った秋晴れとともに「寒暖差」も到来

10日以降は関東以西でさわやかな秋晴れとなり、日中は25度以上の夏日だけども朝晩は20度を切るという、秋らしい寒暖差になりそうです。

一方、関東～東北大平洋側では湿った北東の風が入りやすい気圧配置が続き、なかなかすっきり晴れませんが、それでも週末の3連休にはようやく青空の面積が広がるでしょう。

なお冒頭の天気図にある南海上の台風については、日本列島には近づかない予想で、この先しばらく新たな熱帯低気圧や台風の発生は予想されていません。

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