韓国の「コロナ感染者」1千万人に迫る! 全人口の「5人に1人」は感染か
韓国の昨日(20日)の新型コロナウイルス感染者は前日よりも12万5539人少ない、20万9169人と発表された。
韓国の全国の感染者は3月19日の時点で累計937万3646人。昨日の20万9169人を加えると、958万2815人になる。このままの推移だと、数日後には1千万人を突破することになる。
韓国の人口は約5134万人なので1千万を越えれば、およそ全人口の5分の1が感染したことになる。世界のコロナ感染者の多い順からみると、韓国は米国、インド、ブラジル、フランス、イギリス、ドイツ、ロシア、トルコ、イタリア、スペインに続いて11位だが、アジアの中で一番多い。
月別にみると、1月(1日―31日)の感染者は22万6066人だったが、2月(1―28日)になると、240万9553人と10.6倍に増えた。3月はさらに増加し、20日の時点で630万9541人と、2月の2.6倍となっている。
一日の最多感染者を月別でみると、1月は25日の1万310人、2月は22日の17万1452人だったが、3月は3日に26万6853人、11日に38万3665人、15日に40万694人と段階的に増え、16日には過去最多の62万1281人を記録した。
一日の新規感染者は16日を頂点に17日40万7016人、18日38万1454人、19日33万4708人、20日20万9169人と減少してきたが、それでもまだ20万人台である。
昨日の死亡者は329人。4日前(16日)に過去最多の429人を記録したが、17日301人、18日319人、19日327人と、依然として300人台が続いている。
月別でみると、1月の死亡者は1149人、2月は1398人と、1千人台で推移していたが、3月は20現在で4857人と、3.4倍に急増している。全国の死亡者は累計で1万2757人となっている。
重症者は一向に減らず、逆に前日(1033人)よりも97人増え、1130人となった。全国の重症病床稼働率も上昇し、前日よりも1.4%増の69.0%。自宅治療者は累計で199万3986人。
ワクチン接種率は3月20日現在、1回目87.5%、2回目86.6%、3回目63.1%(約3237万人)。3回目のワクチン接種は15日時点の62.7%からこの5日間で0.4%しか増えていない。