【名古屋市】B級グルメライターが選ぶ〜Vol.16〜ホッと一息つける!昔ながらの名古屋のきしめん3選
名古屋のランチといえば、やはりきしめん。昔ながら愛されるお店で、美味しいきしめんをいただき、ホッと一息つく。この時間を過ごすと細やかな幸せに浸れますよね。
今回は地域に愛されているお店と名物きしめんをご紹介したいと思います。ぜひふらっと訪れてみてはいかがでしょうか。
浅井屋(中区)
御園座の裏手にある「浅井屋」さん。昔ながら愛される昭和の雰囲気が残るお食事処です。ガラガラと戸を開けると、「いらっしゃい!」とお母さん。意外と広い店内には、外観と同じく味があり、なんだか懐かしい気持ちになりますよ。
メニューはシンプルなものが多いです。おすすめは「きしめん定食」。王道のきしめんに、ご飯と小鉢がついて、なんと税込700円。メニューには値上がりした跡がありましたが、それでも良心的な価格を守っています。
近年、弾力のあるきしめんがトレンドになっていますが、こちらは王道の柔らかいきしめんです。ふわっとした歯応えと、少しぬるっとした喉越し。そしてトッピングには、鰹節・ほうれん草・かまぼこ・油揚げと、ザ昔ながらのきしめん!という構成。
薄味醤油のストレートな出汁と、麺が見えなくなるほど入った鰹節が、香り豊かにきしめんと合わさります。出汁も飲みつつ、最後までホッとした美味しさに浸れます。セットの小鉢も大変美味しくて満足度◎です!
<浅井屋>
住所:愛知県名古屋市中区栄1丁目7-15
営業時間:11:30~20:30
定休日:不定休
電話番号:052-231-1466
アクセス:名古屋市営地下鉄・伏見駅から徒歩約2〜3分
きしめん 住よし(名古屋駅)
新幹線の待ち時間に利用することも多い「名古屋駅 きしめん 住よし」さん。名物のきしめんですが、実は隠れ人気メニューが存在します。それは「味噌きしめん」です。濃い茶色の味噌スープに、白菜やシイタケ、鶏肉、ネギ、卵が添えてあります。
見た目は名古屋名物の味噌煮込みうどんと似ていますが、食べると結構別物!住よしさん独自路線を行った一杯となっています。
麺は、するするいただける柔らかめの食感。スープに絡むというより、麺と一緒にスープを飲みながらいただく印象です。麺も柔らかく、スープもサラッとしていることで、時間をかけずにいただける工夫がなされていると感じました。
それはトッピングにも表れています。食べやすく刻まれたシイタケにはしっかり味が染み込んでいて、濃い味噌味とシイタケの香りがたまりません。そのままいただくのも美味しいですが、最後に半熟状態の卵と絡めていただくのが最高です!
<きしめん 住よし>
住所:愛知県名古屋市中村区名駅1-1-4 名古屋駅構内
営業時間:店舗による ※①7:00~20:30(L.O.は20:20) ②7:00~21:30(L.O.は21:20)
アクセス:名古屋駅構内
くるまや 島田橋本店(天白区)
昔ながら天白区島田橋で愛される「くるまや 島田橋本店」さん。こだわりのきしめん・うどんを中心に、充実したセットメニューを提供するお食事処です。このお店に来たら「きしめんランチ」がおすすめ。通常は温かいですが、ひやかけに変更も可能です。
その日の日替わりおかずが一品ついていると書いてありましたが、どう見ても一品ではないボリュームとなっています(笑)注目すべきはきしめんの麺です。すくい上げてみると...
なんと麺3〜4本分はありそうな、幅広仕様の麺になっています。常連さんの間では、創作きしめんと呼ばれており、根強いファンも多くいらっしゃる一品です。とても薄いのにもっちりと弾力があり、しかも表面積全体にひやかけの出汁が染みているではありませんか。
爽やかで食べ応えがあり、他に例を見ないこだわりの手打ち麺は本当に美味しかったです。ネギや小松菜もたくさん入っていた点も、密かに嬉しいポイントです。
<くるまや 島田橋本店>
住所:愛知県名古屋市天白区中砂町532
営業時間:平日 11:00~14:30、17:30~21:30
土日祝 11:00~14:30、17:00~21:30
定休日:木曜日(祝日の場合営業で翌平日休み)
電話番号:052-833-3246
アクセス:地下鉄鶴舞線・塩釜口駅から徒歩で約20分弱、駐車場数台あり