基礎から説明。春に差がつく!冬越しパンジービオラ苗の上手な植え付け方
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こんにちは、ファイナンシャルプランナーの園芸愛好家グロ子です。
パンジービオラ苗は10月から園芸店に並びます。
でも今の日本の10月は暑い。
パンジービオラ苗を地植えにする場合、植え付けに最適なのは11月です。
11月なら暑さもひと段落し、夜には気温が下がるようになります。
パンジービオラ苗もよく土に馴染むので花の数も多くなるのです。
パンジービオラ苗の地植えの植え付け方を、写真で基礎から解説していきます。
是非参考にして下さい。
その場所は冬も日光が当たるのか?
「冬も太陽が当たっていたか?」まずここから確認していきましょう。
鉢植えなら好きに場所が変えられますが、地植えはそうはいきません。
ただでさえ日照時間が短くなる冬に、全く日光が当たらない場所なら地植えには不向きなのです。
そんな場所には地植えをやめて、鉢植えやプランターバッグを置くことで花を楽しみましょう。
冬であっても、数時間は太陽の陽射しが当たる場所を選んで下さい。
土を耕して害虫を退治しよう
場所が決まったらスコップで深く耕していきましょう。
パンジービオラは栽培期間が長いので、深さ20cmは耕して土に空気を含ませておきます。
耕している途中でコガネムシやネキリムシの幼虫が出てきませんでした?
ここ数年とても数が増えて、農家さんも悩んでおられる虫です。
この幼虫をそのままに苗を植えるのは、幼虫におやつを置いてやっているのと同じ。
植え付け前に対策をしておきましょう。
虫がたくさんいるとムカついてたくさん撒きたくなりますが、薬は即効性がなくてもちゃんと効きます。
量は守って使って下さいね。
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土に保肥力と保水力をつけよう
土に堆肥か、堆肥に替わるものを足します。
難しく考える必要なし。
土壌改良剤でもいいし、微生物活力剤でもいいのです。
私は今回、液体の微生物活力剤を使いました。
堆肥にこだわらず、土を改良してくれるものなら何でもかまいません。
ホームセンターの園芸コーナーでいろいろチェックするのも楽しいですよ。
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耕した土は踏み固めておこう
え?せっかくふんわりさせたのに?
そう思うかもしれませんが土を踏んで下さい。
一旦土に含ませた空気は踏み固めたくらいでは消えません。
むしろ踏み固めないと、ふわふわのままでは水やりや雨で土の表面が沈んでいってしまいます。
それでは植えた苗が土に馴染まず、だんだん浮き上がってしまうのです。
遠慮は無用、必ずちゃんと土を踏み固めて下さい。
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パンジービオラの咲いている花は取ってしまおう
土の準備はできたので、苗を植えていきます。
咲いている花や咲きそうな蕾は、苗に負担がかかるので取って下さい。
心配しなくても、定着すれば蕾は次々あがってきます。
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底にまわった根を採ろう
パンジービオラ苗をポリポットから抜くと、細かい根がびっしり膜を張ったように伸びています。
まずは底の膜を剥がすイメージで底から3mmくらいを取り除いて下さい。
これをやらないと地植えしても根が下に伸びていきません。
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側面の根も処理しておこう
パンジービオラ苗の根の膜は側面にも張っています。
それをやさしく両側から引っ張って裂け目をいれて下さい。
この時土がバラバラにならないよう、力加減に注意しましょう。
膜に亀裂が入ればいいだけなので、苗の形は崩してはいけません。
これをやると根が横に広がり、大きな花数の多い株に育ちます。
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準備完了!植えていきましょう
土も苗も下準備が出来たのでどんどん植えていきましょう。
苗を埋め込まず、苗の地表面そのままに植えていきます。
埋め込んでしまうと、生長点が土に埋まって腐ってしまうことがあるので注意して下さい。
パンジービオラ苗は地植えで順調に育つと直径20cmには広がります。
それを目安に間隔をとって植えましょう。
私はびっしり花が地表を覆うように咲かせたいので、苗の間隔は20cmより狭いめに植えました。
でもあまりに狭いと春になってから、蒸れて枯れてしまいます。
適度に距離はとって下さい。
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