秋保に新名物発見!秋保石加工場を改装した昭和なお店でいただくコッペパンは懐かしいけど新しい【仙台市】
こんにちは。仙台の情報発信ライター ずんだです。
「秋保」ってきくと「温泉!」というくらい温泉のイメージで、先日も温泉に行ったばかりですが、あれ?ここは何のお店?と気になっていた「秋保パン食堂 コッペ」に行ってきました。あまりにも風景に馴染んでいて、一見通り過ぎてしまいそうなこのお店は、磊々峡を過ぎて、秋保・里センターより東へ歩いて80歩のところにあります。
入り口には、東北では珍しい「BILLIKEN(ビリケン)」さんが。足の裏をなでると喜ぶと言われているので、私もなでなで。
元は「秋保石」の加工場だったという店内。ところどころに秋保石が残っています。
建物の良さを残してリノベーションされていて、懐かしさとモダンさが融合。店内は吹き抜けスタイルで自然光を取り入れて、明るく開放的。まるで昭和にタイムスリップかのようなアトリウム空間。そして、柱や梁がむき出しになった店内は、どこか落ち着きを感じさせます。
お店では、コッペパンと煮込み料理を組み合わせたセットメニューや、スパイス出汁カレー、自家製ドリンクなどが楽しめます。お店で提供されているコッペパンももちろん自家製。店名になっているだけあって、拘りがうかがえます。
コッペパンは、温めたパンに温かい具材を挟む「ホット」と「常温」の2種、いずれもオーダーを受けてから作られるので、出来立ての美味しさが味わえます。
訪れた日は日曜日、土日限定の「粒あん」がお目当てだったのですが、残念ながら売り切れ。曜日限定と言うこともあり、人気なんですね。
気を取り直して、常温サンド「ピーナツバター&メープルナッツ」と、ホットサンド「ホットドッグ」にちょっと贅沢モッツァレラチーズトッピング、をオーダー。
ずんだはピーナツバターが大好きなので、外せません。
店内飲食の際にはドリンクをオーダーするルールなので、「自家製ジンジャエール」と「フルーツ牛乳(いちご)」も合わせてオーダーしました。
程なくするとお待ちかねのコッペパンがテーブルに運ばれてきました。
ホットドックにとろとろモッツァレラチーズ。おいしそう。
一口食べてみると、ソーセージがぷりっぷりで、肉汁がお口の中いっぱいに広がります。モッツァレラチーズと合わさって、重厚感あふれる味わい。食べ応え抜群。
思わず「おいしい♪」
こちらは「ピーナツバター&メープルナッツ」。
中には濃厚なピーナツバターとほんのり香るメープルナッツのクラッシュされた粒。食べると歯ごたえさくさく、カリカリ音を立て香ばしさを引き立てます。こちらもおいしい。自家製パンともよく合います。
サンドも美味しいのですが、こちらのドリンクもまたおいしいんです。
まずは自家製ジンジャエール。
運ばれてきたときには、自家製のジンジャーソースの上に炭酸で、まるでガラス工芸品みたいに綺麗。ストーローで優しくかき混ぜていただくと、甘みがすっきり爽やかな味わいで、とってもおいしい。この自家製ジンジャエール飲んでしまったら、市販の普通のジンジャエールは飲めなくなってしまうほど、美味しかったです。
そして、いちごフルーツソースと牛乳を合わせたフルーツ牛乳。この手のいちご牛乳は甘すぎのものが多くて普段はあまりいただかないのですが、こちらのフルーツ牛乳はジャムも手作りなので、甘さの中にほんのり酸味が残っていて、すっきり飲みやすいフルーツ牛乳。こちらもおいしく頂きました。
訪れた日は、既にランチも済ませていたのでおやつ感覚でオーダーしてしまいましたが、他にも気になるメニューがたくさんあって、次はランチでしっかりいただきたいな、と思ったお味でした。
特に、「牛すじ肉しぐれ煮サンド」や自家調合スパイスの本格「チリビーンズ」、実山椒を効かせた「豚キーマカレー」、酒粕など発酵食品を使ったサンド、そしてカレーも、食べてみたいメニュー、気になるネーミングのメニューがたくさん。
お料理はテイクアウトも可能で、サンドだけではなくスパイスカレーもOK。訪れた日も、ご家族がサンドをテイクアウトされていましたよ。みんなでいろんな種類が食べられるので、楽しいですね。
ソーセージやベーコン以外は全て自家製の「秋保パン食堂コッペ」。
秋保の新名物にしたい「コッペ」。
みなさんも是非、食べてみてくださいね。
【秋保パン食堂 コッペ】
〒982-0241
住所:宮城県仙台市太白区秋保町湯元字寺田原45-8
TEL:022-304-9260
営業時間
平 日 10:00 ~ 15:00
土日祝日 10:00 ~ 16:00
定休日
毎週木曜日、第2・4水曜日、年末年始
駐車場
店舗横に2台