一日でも早い方がコスパがいい!来年の手帳を今すぐ買った方がいい3つ(+α)のシンプルな理由
手帳はいつ買えばいいのか
今は10月中旬。来年の手帳が店頭に並び始めてしばらくたっています。
そう、もう来年の手帳が手に入る時期なのです。
さてでは、いつ買えばいいのでしょう。いつ買えば得なのか。
結論から言いましょう。すぐ買いましょう。
今、です。手帳がほしいと思ったら、すぐにレジに持って行くべきなのです。または、オンラインショップでポチるべきなのです。
こんにちは。デジアナリスト・手帳評論家の舘神龍彦です。
今回は、来年の手帳を今すぐ買うべき理由3つを順に説明していきます。
1.選択肢が多い
手帳は、売られている期間が短い商品です。だいたい9月の半ばぐらいからはじまり、長くても2月か3月半ばぐらいまで売られます。実際には2月半ばには、もう4月始まりの商品が登場します。そのころには、店頭に出ている商品の種類は激減しています。そしてこの4月始まりの商品の種類は、1月始まりのそれに比べてぐっと少なくなります。
手帳商戦が本格化するのは、11月末~12月いっぱい。特にマニアでもなければコアユーザーでもない一般の方々が売り場に詰めかける時期です。この時期には、大部数を作っている人気手帳でもない限り、手に入れるのが難しい商品もでてくるのです。
とくにメーカーや、好みのレイアウト、色が決まっているのなら、早めに手に入れてしまうのが吉です。
2.準備に時間をかけられる
最近の手帳は、予定記入欄以外の要素もいろいろあります。たとえば100のWishリストとか、見たい映画のリスト、その年の目標などですね。一年じっくり使うのならば、このあたりも時間をかけたいところです。
これらのページは、具体的には新しい年が始まる直前ぐらいには書き終わっていたいところです。人によってはコピーをとって練習するかもしれません。
ともあれ、年が明けてからこれらのページを埋めようとすると、どうしても出遅れた感じがつきまといます。そして書き込むのに尻込みするようになります。最悪の場合使わないで終わります。そうならないためにも、手帳自体を早めに手に入れてじっくり書き込みたいところです。
3.トータルで一日あたりのコストが安い
ごくまれに、手帳は年が明けて安くなってから購入するという人がいます。
確かに年が明ければ値下げされる手帳も出てきます。時間がたてば立つほど3割引とか半額とかになっていくでしょう。
購入額だけを見れば、出費自体は抑えられます。手帳は売る期間が限られるので、年が明けたら値下げされることも少なくありません。
ただ、それは本当に得なのでしょうか?今回は、1日あたりの利用コストを計算して考えてみました。
たとえば、価格が税込み3300円の手帳があったとします。予定記入欄は月間+週間の構成。日付は今年の12月1日から翌年の12月31日までだとしましょう(実際は月間が2024年3月ぐらいまで、週間部分も2024年の1月7日ぐらいまで)。
仮に今年の12月1日から使うのなら、一日あたりのコストは以下になります。
1日あたり 3300円÷(31+365)=約8.333333円
これが仮に3月末に3割引になったとしましょう。
4月1日から使うとすると、一日あたりのコストは、
1日あたり 3300円×0.7÷(365-31-28-31)=8.4円
となります。
この例だと、出費額そのものは抑えられても、1日あたりのコストは割高になります。ましてや、上記2つの条件もあります。デメリットの方が多いのです。なにより、年頭から予定が入れられないのはとても不便です。スマホで代用する手もありますが、ならば手帳をわざわざ使う必要もないことになります。
この記事の目的は手帳はいつ買うといいのかであり、手帳そのもののメリットは別の機会に触れます。そして、そういういろいろなメリットを享受するためにもなるべく早く買った方がいいのです。
手帳自体の行く末を考えても、早く購入するのが吉
他の商品と同じように、手帳も常に売れ行きのデータが観察されています。
そして例えば、早い時期に売れずに残ってしまうと、その仕入れは翌年に響きます。具体的には、「この手帳は回転しない(うれていかない)」と判断されて入荷の数が絞られてしまうのです。これは同時に翌年の生産冊数に影響が出ることを意味します。場合によってはなくなってしまう可能性もあります。
だから、もし好きな手帳をずっと使い続けたいのなら、安くなってからではなく、できるだけ早く定価で買うのが望ましいことになります。
というわけで、手帳を使いたい、使いこなしたいと考えているのなら、できるだけ早く購入しましょう。そのことで手帳のメリットを何日も多く享受できます。また特定の手帳の工業製品としての存続にもつながってくるわけです。