【東広島市】車で山頂すぐ近くまで行けます!晴れると四国も見渡せる板鍋山!
東広島市豊栄町にあります、海抜757メートルを誇る板鍋山の山頂まで登りました。(登るとは言っても、山頂展望台のほんの20メートルほど下まで車で行きました。)
多分にカーナビにスポット候補が無いと思いますし、地図帳を見てもわかりにくいですので、アクセスを順を追ってご案内します。
西条町から国道375号線を三次市方面に、道なりに北上します。福富町と豊栄町の境目を超えた後に、この看板が見えてきます。(すぐそこに、県立賀茂北高校に向かう左折路もあります。)(及美の交差点にまでは行かないですので、ご注意ください)
ここを右折して、また道なりに進みます。すると右手にこのような標識が見えてきます(小さくて気付きにくいですが…。)
ここを右折してまた道なりに進みます。山道に入ります。対向車にはくれぐれもご注意ください。
途中に、茶臼山城の跡地の案内看板があります。及美氏という武将が守っていたそうです。
なお、茶臼山城についてネットで調べると、日本中にこの名前の城跡がたくさんあるそうで、びっくり!広島県にも多くありますが、この板鍋山中腹の城と尾道市瀬戸田町の城は小早川家の庶子の城だったそうです。小早川さんが「茶臼山」という名前を好んだのでしょうか?
そして山道を更に上に進みます。途中に以下の写真の通り、他の道が合流する箇所がありますが、ここは左に進みます。
また上に進むと、やがて車道は途切れます。左手に砂利が敷かれた駐車場がありますので、ここで車を停めます。「なごみ園」と命名された山頂公園へと進みます。
園内では多くの人が記念碑を建てています。写真の右の大きな碑は「豊かな心 栄える故里」と書かれていて、建立(平成5年)当時の広島県知事の竹下虎之助氏による書です。
一番上まで進むと、東屋と展望台があります。展望台からはぐるりと山の風景が広がります!掲示されている案内表示によると、四国も見えるそうです。取材日(3月27日)は曇り空でしたので見えませんでしたが、晴れた日には見逃せませんね!
北側も雄大な風景が広がりました。中国山地の山並みとその麓の家々がよく見えて、人々の生活の営みに思いを馳せます。
広島の多くの人の心の拠り所の風景は瀬戸内海と並んで中国山地ですが、その風景をじっくりと見渡せる絶好のスポットです!
なお、近くには県内の地デジ波4局(RCC、広テレ、ホーム、TSS)のテレビ中継放送所がありまして、電波を各方面に流せるほどに高い場所なのだと実感します。
(了)
執筆・中本祥二(個人ブログ)
板鍋山 なごみ園
広島県東広島市豊栄町鍛冶屋
※24時間、年中無休で入場可能
問い合わせ先:082-426-3093(東広島市役所ブランド推進課)