皆様は、ユーフォニアムをご存知ですか？私は存じなかったのですが、トロンボーンと同様に大きな金管楽器で、より柔らかい音色が出るそうです。弦楽器ではチェロに近い音域だそうです。

そのユーフォニアムの演奏家様によるコンサートが、来月2日（土）に高屋町高美が丘で開催されます！

演奏される本庄直子さんは、愛媛県出身。岡山県の音楽大学に進学され、陸上自衛隊第13音楽隊勤務を経て、ご結婚を機に東広島に移住されました。

今回初めて、カトリック東広島教会で開催されます。教会の荘厳で厳かな雰囲気の中で是非演奏されたいと考え、会場に選んだそうです。大学の後輩にあたるピアニストの坂本穂波さんが伴奏を担当されるだけでなく、ソロ演奏もされます。

（ちなみに坂本さんはくらしき作陽大学モスクワ音楽院特別演奏コースご出身で、ロシア音楽に造詣が深いそうです。）

本庄さん、どういうきっかけでユーフォニアムに出会われたの？と気になったのですが、中学生時代に入部した吹奏楽部でユーフォニアムを担当されたのがきっかけだったそうです。それがその後本業になるのですので、素晴らしい出会いだったことになりますね！

本庄さんは小学校の芸術鑑賞会でユーフォニアムを演奏した際、楽器を初めて知った生徒さんに好評だったそうです。未知の楽器との出会いは新鮮なのでしょうね。

当日はユーフォニアムの奏でる柔らかく、包み込むような優しい音色で、たくさんのクラシック楽曲を堪能できます。「クラシックとはいっても、身構えずに気軽に来てほしい」というのが本庄さんの想いです。

そして１２月２１日には、高屋町小谷の西の池学園内地域交流ホームにおいても本庄さんのコンサートが開催されます。こちらは長年開催されていて、今回で１７回目になります。併せていかがですか？

（了）

文　中本祥二

写真提供　本庄直子様