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【京都市右京区】喫茶できる瑠璃光院のようなカフェが清凉寺境内にオープン

Mamiトラベルフォトライター/世界遺産めぐり(京都市)

清凉寺の境内にオープンした庭茶室「Bhagavan」

紅葉の見頃にはまだ少し早いけれど、山々が少しずつ色づき始めた嵐山。桜の季節以来、半年ぶりに清凉寺を訪れると、仁王門をくぐった左手奥に新しいお店ができていました。

それが2023年7月にオープンしたばかりの庭茶室「Bhagavan(ヴァガバァーン)」です。

店内へ足を踏み入れてみると、壁は青色で、朱色の天井からは個性的なランプたちが。いわゆる甘味処な外観からは想像がつかないほど和洋折衷な空間に驚かされました。

お庭席でも喫茶を楽しめます
お庭席でも喫茶を楽しめます

そして開放されている窓からは爽やかな風が心地よく吹き抜け、その先にはお庭が広がっていました。

喫茶できる瑠璃光院のようなカフェ

派手な色使いの内装にも関わらず不思議と落ち着ける空間だったので、チーフの方にお話を伺ってみると、テーブルリフレクションの絶景さでも有名な「瑠璃光院」や「祐斎亭」を作庭した庭師さんが内装や茶屋の前庭を手がけているとのこと。

このBhagavanにも、窓際にはL字型で黒塗りの机が用意されており、テーブルリフレクションを楽しむことができます。

「喫茶できる瑠璃光院のようなカフェとして、景色と甘味を楽しんでいただけたら嬉しいです」と、(この日は他のお客さんが食事をされていたので撮影はできませんでしたが)店内のおすすめ撮影ポイントも教えてくださいました。

香ばしく焼き上げられたあぶり餅

ランチはじめ種類豊富なメニューの中から、今回は「愛宕詣」(900円)と名付けられた、あぶり餅のセットを注文してみました。

京都で「あぶり餅」というと、小ぶりな今宮神社のものをイメージしていたのですが、Bhagavanのは京風白味噌味と甘辛醤油味の大きめなお団子で、さらにきな粉がたっぷりかけられていました。
炙られているので大変香ばしく、一度に2種類の味を楽しめるのはお得感があります。

セットになっている一保堂の京煎り番茶を少しずつ茶器に注ぎながら、ゆったりと心地よい時間を過ごすことができました。

紅葉が見頃になったら景色をより楽しめるよう窓の撤去を計画されていたり、ワインと紅葉ライトアップを楽しむイベントを企画されていたりと、新しい試みにも挑戦予定とのこと。

イベントなどの最新情報はBhagavanの公式Instagramにてご確認ください。

Bhagavan(ヴァガバァーン)
住所:京都市右京区 嵯峨釈迦堂藤之木町46(清凉寺の境内)
営業日時:10:30〜18:00
公式Instagram:@bhagavan_arashiyama

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トラベルフォトライター/世界遺産めぐり(京都市)

旅ブログ「それは、世界遺産がきっかけだった。」にて、旅のお役立ち情報を発信中。世界遺産巡りを中心に気ままに世界を旅し、気に入った異国の街で、暮らすように旅することも。これまでの旅の経験を生かして、国内、特に京都の魅力をお届けしていきます。京都で暮らしはじめてから、着物や日本茶にも目覚めました。

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