【大阪市平野区】天下一品 喜連瓜破店が2月20日で閉店へ 哀愁の「喜連瓜破定食」を食す
関西の難読地名ネタでおなじみの「喜連瓜破」。大阪メトロ谷町線の駅名でもありますが、その駅を降りてすぐのところにあるラーメン店「天下一品 喜連瓜破店」の前を通ると入り口に「この度、天下一品との契約期間満了により2月20日(月)をもちまして閉店させて頂くことになりました」と書かれた貼り紙がありました。かつてはハンバーガーも販売されるなど、同店は天下一品でも、オリジナルメニューが多いことで知られており、この貼り紙に私はショックを受けました。
私の家族からも「なっ、なんやて〜」と驚きの声が上がり、すぐにお店に入りました。というのも、私たち家族は、たまにこのあたりにきたら、こちらのお店にお世話になっていまして。
この店は食券を買うスタイルで、メニューを見たら「喜連スベシャルラーメン」「納豆ラーメン」など、あまり他の天下一品で見ないようなオリジナルのメニューがたくさん書かれています。たしか以前は「ハンバーガー」もメニューにありました。
私と家族はふんぱつして「喜連瓜破定食」を注文。ここ場所ならではのネーミングもすごいですが、運ばれてくると、おなじみのこってりラーメンの横に、いい色をした半熟卵&からあげがのった半炒飯がついています。これがまた、ボリューミーなんです。
ラーメンの美味しさは、みなさんもご存知かと思いますが、このからあげが、下味がしっかりついているので、かみしめるごとにいい味を出してくれるんです。
いい色の半熟卵の味も炒飯に合っていて、なんといってもラーメンともマッチしているので、一度にいろんな味を楽しみながら、とてもおいしくいただきました。さすが看板メニューですよね。
あと、私たち家族がこのお店が大好きな理由はこちらの「お子様連れのお客様へ」の貼り紙。「お父さん、お母さんが順番に食べられるようにラーメンをお出しするタイミングをずらしてお持ちいたします。どうぞ遠慮なくお申し付けください」と書かれています。
出産後、子どもを連れての外食というのは、子どもがぐずったり泣いたりしたら、周りのお客さんの目が気になり緊張の連続でしたが、こちらのお店のこの貼り紙の言葉に、私はすごく救われました。
「せっかくの外食なので遠慮なく泣かせてください」。こんなすばらしいお心遣いはずっと忘れません。本当にありがとうございました。
先の閉店の貼り紙には「近日当社より、今まで蓄積してきた経験を活かしたうどん屋がOPEN致しますので、良ければそちらもご利用頂きたく存じ上げます。情報公開出来次第、店頭に告知して行きますので、どうぞ宜しくお願い致します」とありました。
お店の方も「また、よろしくお願いします」とおっしゃっていたので、そちらはホッとした気分になりました。
貼り紙の最後には「17年間この場所で天下一品を運営させて頂き、感謝の思いで胸がいっぱいです。誠に有難う御座いました。天下一品喜連瓜破店 従業員一同」と書かれていました。
私たち利用客も感謝の気持ちでいっぱいです。今までありがとうございました。
今後展開されるという、うどん店も楽しみにしています。
あと、天下一品の店舗は、平野店から近めのところは、天王寺や阿倍野、長居、三宅などになると思います。下記にリンク貼っておきます。
・天下一品 喜連瓜破店
大阪市平野区喜連2-5-51
営業時間:午前10時~午前2時(オーダーストップは閉店30分前)
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