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【京都】宇治 日本三古橋である「宇治橋」に『源氏物語』作者である「紫式部」像と関連古跡♪

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

日本三古橋である「宇治橋」。暴れ川でも有名な宇治川にかかる橋です。

その「宇治橋」の西詰にある石像が、『紫式部像』です。

「高津商会」の小道具たちの多くが「宇治田原」流通センターにあるので、いつも太秦から宇治へ行くときに通る場所です♪

「紫式部像」のある「夢浮橋ひろば」には、「宇治十帖」についての説明が書かれています。

全編五十四帖のうち、最後の十帖は宇治川が舞台となってます。

この「紫式部像」は「源氏物語」において最後の十帖が「橋姫」で始まり「夢浮橋」で終わる「宇治」を舞台にしたことを記念に2003年に建立されています。

過去記事ご参照ください→水の女神である「瀬織津姫」を祀る『橋姫神社』は最強の縁切りスポット!

横には「夢浮橋之古蹟」と「明治天皇御駐輦之地 碑」も建っています。

『夢浮橋之古跡』にある「浮橋」とは筏や舟を水上に浮かべ、その上に板を渡しただけのはかない橋のこと。源氏物語の無常感を象徴しているとか。

『源氏物語』は11世紀初めころ作れた長編小説です。

十三重の石塔のある浮島からさらに喜撰橋を渡ると宇治川西岸の道に出て、「源氏物語」にまつわる「宿木」の石碑も出てきます。

宇治十帖は『橋姫(はしひめ)』『椎本(しいがもと)』『総角(あげまき)』『早蕨(さわらび)』『宿木(やどりぎ)』『東屋(あずまや)』『浮舟(うきふね)』『蜻蛉(かげろう)』『手習(てならい)』『夢浮橋(ゆめのうきはし)』の十帖からなっています。

宇治橋の周辺には、各帖それぞれにちなんだ古跡が点在しています。

世界遺産『宇治上神社』の近くにある宇治橋。

過去記事ご参照ください→世界遺産『宇治上神社』のキュートな兎(ウサギ)守りとお参りしましょ♪

『源氏物語』関連の映画やドラマに使われた「高津商会」の小道具たちを思いながら歩く宇治は特別です♪

宇治橋は、646年(大化2年)に初めて架けられたという伝承のある古い橋。自然と文学、歴史をどうぞご堪能ください♪

紫式部石像
宇治橋西詰 (夢浮橋ひろば)
〒611-0021 京都府宇治市宇治蓮華5−2

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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