水曜日は関東や東海で季節外れの20℃超の予想
きょう(火)の最高気温
きょうは晴れた所は少なかったものの、全国的に暖かな一日となりました。
特に平年より6℃以上高かった九州では、宮崎、鹿児島など、南部を中心に20℃以上まで上がり、師走とは思えないような陽気となりました。
一方、関東や東北南部などでも、上空には暖気が入ってはいるのですが、暖かな空気は上空へ上滑りしてしまい、地上の気温は上がらずに、真冬のような寒さとなってしまいました。
東京都心の最高気温は9.7℃となっています。(18時まで)
そんな東京都心も含めて、あす(水)は関東や東海で気温が上がり、20℃以上の所も出てきそうです。
あす(水)は関東や東海に暖気残る
上空1500メートル付近の気温の予想をみると、きょうは北海道から九州、沖縄にかけて、極めて暖かな空気に覆われていることを示す赤一色となっており、上空の気温だけをみていると、東京都心が真冬並みの寒さだったことがまるで嘘のような感じです。
あすになると、暖気の中心は日本の東へ抜けていきますが、まだ太平洋側を中心に残り、特に関東から東海には平年より8℃以上も高い季節外れの暖気が残る予想です。
さらにあすはきょうと違い、上空の暖気が関東の地上へも降りてくるため、きょう寒かった東京都心などでも気温が上がり、特に関東南部沿岸部から静岡県にかけて、20℃以上の所が続出する予想となっています。
関東南部や静岡県は20℃超予想
あす(水)の予想最高気温は、静岡や三島で22℃、網代や館山で21℃と、10月中旬から下旬並みの陽気となるほか、浜松、御前崎、石廊崎など、静岡県内では各地で20℃以上の予想です。
またコンピュータの予想では、静岡や清水などで23℃以上まで上がる計算もあり、晴れ具合や風の吹き方次第では、師走としては記録的な暖かさとなる可能性もあります。
東京都心や横浜でも17℃まで上がる予想で、日中はかなり暖かくなりますが、夕方頃は北風がやや強まるため、空気は冷たく感じるかもしれません。
なお、あさって木曜日の東京都心の最高気温は9℃の予想で、引き続き、気温の変化が大きいので、体調管理にご注意下さい。