冬の美味ふぐの「白子祭り」伊藤博文公ゆかりの歴史あるふぐの名店で美味堪能!白子焼きは必食!
下関に本店を構える創業140年の『春帆楼』。憧れの名店の東京店・阿倍野店で期間限定「白子祭り」を開催中です。ふぐ大好き!特に白子が大好き!な私も絶対おすすめな冬の美味堪能コースと絶対頼んでほしい白子料理をご紹介します。
【下関春帆楼】
春帆楼阿倍野店 あべのハルカス近鉄14階
創業140年、初代総理大臣伊藤博文公が名付けたという歴史ある『下関春帆楼』。その伝統の味・巧み技を天王寺徒歩1分のあべのハルカス(近鉄百貨店)14Fで気軽に楽しめる大阪店へうかがいました。
下関の本店は、かの有名な下関条約こと日清講和条約が締結された舞台になるなど歴史ある名店ですが大阪店は、格式は高く、でもお値段は意外なほどに手頃です。
期間限定!白子祭り!
【白子付きふく会席】阿倍野店 11,000円(税込12,100円)
食前酒 梅酒
先付 春帆楼鯛わた
食前酒としてとろりと甘い梅酒とレモンスライスがのった鯛わたの塩辛をいただきます。レモンと共に食べる鯛わた塩辛は、酸味と塩気が相まって辛党の方にはたまらないはず。
前菜 季節の前菜七種盛り
フグの煮凝り、くわいチップス、
さんまのわた焼、鶏の松風、
卵のチーズ寄せ、鯛の小袖寿司、
海月と野菜の胡麻酢和え
和食っておいしいなあと実感する優しく上品な味。
椀物 とらふぐ白子豆腐
おだしが最高!
造り とらふぐ刺し
美しい薄切りのふくを本当に細かく切った葱とポン酢で味わいます。ポン酢が名物とのことで、柑橘を感じつつ酸味がきつ過ぎず美味しいポン酢です。薄造りのふぐもとっても美味ですがふく皮のこりこりしたアクセントがまた良いのです。
炊合 季節の炊き合わせ
最高!やっぱり私は春帆楼の和食が好きみたいです。
蒸物 とらふぐ白子玉蒸し
茶碗蒸しの中に白子が!こしのある卵自体が美味。
揚物 ふぐ唐揚げ
下味がしっかりついています。
台物 とらふぐ白子入りちり鍋
てっちりが運ばれてきました!一人前ずつ小鍋で用意されていますが、たっぷりの量があります。存在感ある白子!
目の前のコンロに火を入れてゆっくりといただきます。
てっちりやっぱり美味!大阪の人はてっちりが大好きなんですが、この上質のおだしと身はさすが春帆楼です。ネギがまた甘い。
途中で白子を足し白子ポン酢でいただきます。
食事 ふぐ雑炊
いったん奥へ戻し雑炊を作って持ってきてくれます。かなり量があって、大人の男性もおなか一杯になるはず。
水菓子 季節物
オレンジとプリンでフィニッシュ。
コース全体をいただき、ふぐもですが春帆楼の和食自体が美味しいことを実感しました。今回は白子付きのコースですが、ゆったりした空間でいただくふぐ会席は 7,150円(税込み)から、ふぐではない会席であればもっとリーズナブルなのには驚きです。これはあべのハルカスの穴場!
白子好きは頼まないと損!一品料理
クリーミーかつ濃厚で絹のような舌ざわりの白子
白子寿司 阿倍野店限定 3貫1,500円(税込1,650円)
白子の軍艦巻きは振り塩と遠火で焼き上げられ何もつけずいただきます。旨味を凝縮させた白子に酢橘と赤卸しが爽やかな後味をプラス。
こんなに美味しくてこのお値段はお得!
【白子焼き】■阿倍野店(塩・醤油・源平)4,000円(税込4,400円)
塩と醤油をひとつづつの源平にしていただきました。
最高!白子好きなんですが、やっぱりこちらは違う!
表面に振り塩し、遠火でじっくり焼き上げられこんがり香ばしい表面はしっかりした食感、中はトロリとまるでミルクみたいなのです。
特に塩が好きかな。期間中にもう一度食べたいと思っています。
いかがでしたか?私は白子が大好きなこともあり、白子好きなかたはこちらのメニューを食べないと損!と言いたくなるほど満足しました。
白子は産卵期前の最も寒い時期(1月~3月頃)に大きくなり、栄養分がたっぷり含まれる今がまさに旬。希少な白子は数に限りあり、予約してうかがってください。
白子祭りは、東京店とあべの店はメニューとお値段が異なります。
「白子祭り」
開催期間 2024年1月9日(火)~2024年3月31日(日)
開催店舗
取材協力:春帆楼
春帆楼阿倍野店
大阪市阿倍野区阿倍野筋1-1-43 あべのハルカス近鉄本店タワー館14階
期間中定休日:なし(あべのハルカス近鉄本店タワー館に準ずる)
電話:06-6625-2378(11:00~21:00)
営業時間:11:00~23:00(ラストオーダー 21:00)
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