今なら間に合う『マイナンバーカード申請』ひとつのメールアドレスで複数申請が可能
【追記】2022年12月20日、再延期が発表されました。
またもや延期!マイナンバーカード『マイナポイント』対象期限の良い誤解
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20221221-00329383
KNNポール神田です。
いよいよマイナンバーカードの『ポイントをもらうために必要な申請期限の12月末』が近づいてきた…。
マイナンバーカードの申請率が2022年11月27日時点で60%を超え、申請件数は累計で6578万件となった。
30分もあれば、自宅から簡単にできるのが、あまり知られていないようだ。
マイナンバーカードのデジタルによる申請には…
QRコード付きの『マイナンバーカード交付申請書』と『スマートフォン』、『通信回線or WiFi』の3つが必要。
■『マイナンバーカード交付申請書』のQRコードをスマホで読み取る
重要なのは4点、『氏名』『生年月日』『QRコード』
そして、『無背景の写真』は後述する。
QRコードを読み取り、『マイナンバー交付申請』のページが開き、『利用規約』にレ点を入れて次へ進む。
■すでに『マイナンバーカード』が登録されている画面では、『申請書ID』の再入力は不要!
この『申請者ID』が一番のクセ物だ。
すでに事前にQRで番号が入力されているにもかかわらず、再入力しないといけないようなフォームになっているからだ。
申請書IDで困る人は続出だ…。
QRコードでアクセスしている人にはすでに番号が、入力されていた。それに気づかず、なぜか入力できないと困る。そう、文字は読んでもらえないと考え、不要な入力は表示しないことが鉄則だ。
まずは、このような全国民が対象の場合、UIやUXはより慎重に専門業者のチェックを得るべきだろう。受託業者と担当部署だけでなく、第三者からのアドバイスも必須だ。
このようなまぎらわしい表記が、税金と国民の時間の無駄に直結する。
他にも『画像認証』は全く不要といえる…。
住所に届くQRコードの申請書にどうやって不正アクセスや大量のアタックができるのか?
むしろ、セキュリテイで大事な国民の申請エラーを誘発してしまうインタフェースだ。ここで詰まる人は、老眼で何度も何度も、入力させられる…。
■一つのメールアドレスで複数の申請が可能
これは便利な機能だ。家族や兄弟、親戚がいる場でまとめて申請できてしまうからだ。
これは、家族の申請をまとめて登録するのにとても便利だ。ひとつのメールアドレスで申請して管理ができる。ただし、一人づつの写真のアップロードと、誕生日を記載をしてから次の方を申請する。
■一番やっかない『無背景の写真』の撮影のしかた
一番敷居が高いのが、無背景、無帽の6ヶ月以内の写真だ。しかしこれはわざわざスピード写真などで撮影しにいく必要はない。写真の写り具合が気になる人ほど、自分のスマホで撮影した方が、スピード写真よりは、何枚も撮影できて、納得がいくことだろう。郵送でなく、デジタルで送るのであれば、スマホの写真の方がより便利だ。
ただし、マイナンバーカードの写真登録はJPEG形式でしか受け付けてくれない。多少ファイルが大きくてもPNG形式でも受け付けるべきだろう。
また、iPhoneのiOS16以降ならば、写真を撮影した後、指でなぞると無背景の写真が撮影できる。ただし、iPhoneの写真形式は『PNG形式』でサイズも大きいので
『編集』>『調整:鉛筆アイコン』>マークアップ>完了>右下チェックマーク>『JPEG形式』で保存ができる。
https://youtube.com/shorts/d6O5jw25Tyc
■最後に『個人番号カード交付申請書』にある『生年月日』を入力して申請が完了!
しかし、『生年月日』をなぜ記載させるのかが謎である。申請書QRコードに最初から記載しているではないか…。
これでようやく申請は終了。お疲れさまでした。
しかし、ここから、自治体からのマイナンバーカードの受け取りのお手紙がくるのを待たなければならない。それがいつ頃になるのかも申請者側からはわからない仕様だ。
さらに書留などで『マイナンバーカード』を送ってくれるのではなく、いちいち自分が自ら自治体へ、取りに行かなければならないのだ。
さらに自治体によっては、受け取りの案内が来てから、電話をして受け取り日時の予約が必要となる。
これこそ、デジタル化が必須で急務だ!
申請した代表メールアドレスに、受け取れる、発行一週間前に連絡をもらい、自治体の空き時間の予約を入れてもらう、その予約時間票を、本人にデジタルか紙で渡し、当日の予約時間に、本人が自治体へ、本人が証明できる書類をもって出向けば良い。
住所の確認があるかもしれないが、最終的に写真のご本人が各種、証明を持っていくので確認はとれるはずだ。
そういった、自治体と連携した予約システムなども一緒に総務省が提供できなかったことも普及の遅れに起因し、各種自治体の手間を増やしている要因となっている。
追記
現在、マイナンバーカードの交付枚数は6,438万枚。交付率は51.1%(2022年10月末日)。国民の半数をようやく超えた。
Tカードの会員数に近づく…。Tカードの会員は約6,700万人
2022年、年内で8,000万枚の免許証並の発行数を目指している。
運転免許証は8,198万枚(2020年令和2年)
しかし、申請してからも交付までは約1ヶ月間もかかり、申請枚数で見ると7,136万枚余り、申請率は56.7%に至る。
申請してからどのくらいで、自治体から連絡がくるのかも申請時点ではわからないのも不親切だ。少なくともおおよその発行可能時期はお知らせするべきだろう。
また、こういうのは、年末の締め切りギリギリよりも、早めの対応が望ましい。
まだまだ、余裕と思っている人が意外にも多いので、今回はマイナンバー申請を『iPhone』ひとつでやる簡単な方法をポイントだけで伝授したいと思う。
※登録のポイントは、記事の前方へ移動した。
そもそも、『マイナンバーカード』も『ポイント』も???な人も半数近くいると思うが、みすみす『2万円分のポイント』を失効するのはもったいない。
国がメリットばかりを訴求し、また、ポイントを大判振る舞いするから、よけいに気になる人は多いと思うが…住民票で個人が管理されている以上のデメリットは少ないと考えられる…。むしろ情報漏えいや管理責任、詐欺、犯罪は、合理さと便利さとのトレードオフとしての発生は想定内の覚悟として望みたい。すでに3.5万人分の情報漏えいが発表されている。
今後は、なにかにつけ、『マイナンバーカード』を利用してという側面が増えてくることだけは確かなので、しっかりと運用面に関しても国民が関心を持つことが最も重要だ。
マイナンバー登録が終わった方はこちらのマイナポイント獲得へ!
■マイナポイント第2弾は、最大2万円ではなく、手堅く7,500円×2回の還元ではない付与を狙え!
https://news.yahoo.co.jp/byline/kandatoshiaki/20220906-00313626