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Mac mini もM4で登場、iMac、MacBookProも

神田敏晶ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント
出典:Apple

KNNポール神田です。

【追記】2024年10月30日水曜日、『MacBookPro』にもM4チップファミリーを追加
モデルには、『M4』『M4 PRO』『M4 MAX』の新しいチップが登場した。
https://www.apple.com/jp/newsroom/2024/10/new-macbook-pro-features-m4-family-of-chips-and-apple-intelligenc/


2024年10月29日火曜日、Appleから M4チップ搭載の『Mac mini』M4 M4Proが発表となった。発売は11月8日と、『iMac』M4 の発売と一緒(2024年10月28日月曜日発表済)。
https://www.apple.com/jp/newsroom/2024/10/apples-new-mac-mini-is-more-mighty-more-mini-and-built-for-apple-intelligence/

さらに、明日日本時間の2024年10月31日木曜日にもMacの発表がある動画の最後のほうでアナウンスされている。この連日にわたっての新製品発表によってAppleのニュースが毎日登場することとなる。


■連日、新製品発表という新たなリリース手法

毎年、恒例となった9月のiPhoneの新製品発表と、6月の開発者会議のWWDCでのOS関連の発表以外に、このような『イベント』形式でない発表はよくあった。しかし、この連日の小出しの発表は初めてだ。
結果として、今週は、IT関連の世界のメディアがApple製品をピックアップし、取り上げることとなった。
この毎日、新製品発表ウィークは、ユニークな発表スタイルだろう。
ただし、ユーザーにとっては、予約するタイミングを躊躇しかねない。最後の発表をみてからの注文となるかもしれないからだ。

しかし、これによって、毎年10-12月(※修正しました)から始まるAppleの2025年度の第一四半期の売上をさらに底上げすることになりそうでもある。


■本当に小さくなった Mac mini 12.7cm ×12.7cm×5cm

出典:Apple
出典:Apple


https://www.apple.com/jp/mac-mini/

出典:Apple
出典:Apple


出典:Apple
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前モデルの『Mac mini2023』M2 M2Pro(2023年)の筐体サイズは19.7cm×19.7cm ×3.58cm 84,800円からなので、外経は▲7cm×7cm小さくなり、厚みは1.42cm大きくなった。
現行モデルの容積でいうと、12.7cm12.7cm5cmで806cm3

前モデルの容積は、19.7cm×19.7cm ×3.58cmで1,389cm3 なので、42%小さくなった。
サイズ感はこちらの動画でも確認できる。

■電源ボタンは底側に配置?

なんとも驚きだったのが、電源ボタンは動画で確認する限り、左奥の底側にあるように見られる。
普段スリープ状態で使っているようなデスクトップだと毎日、起動するということがなくなり、電源ボタンの配置をすることによってスッキリとさせることができなくなり、底にあっても良いのでは?という発想なのかもしれない。

たしかに、この『AppleTV(9.3cm×9.3cm×3.1cm)』を一回り大きくしただけのような筐体となると、電源ボタンを底辺に追いやりたくなる気持ちはよくわかるがそれをやってしまえるところがAppleらしい。CD-ROMドライブも3.5オーディオジャックも、不要と思えば外してしまう思想なのだ。

■Appleドル円は、599ドルで、143.87円で円高に!

米国では、599ドル(税抜き)からの販売価格である。
日本国内では、94,800円(税込み)から。
つまり、158.26円となる。日本の価格を税抜きで調整すると86,182円となり、
日本国内税抜き価格をAppleの1ドルで割ると、143.87円となる。現在153円の円安の為替から比較すると10円以上の円高の価格という計算となった。Appleドル円は極めて高めだったのが、はじめて逆転した形となった。

出典:Apple
出典:Apple


■プロフェッショナルラインのM4化は必須

出典:Apple
出典:Apple

筆者は Mac mini (2023)M2 16GB/256GB をメインのマシンとして使用しているが、メモリは16GBにしておいて満足している。しかしSSDの容量はUSB-C経由で外付けSSDを使用しているが内部は512GB以上にすべきだったと後悔している。

ケーブル類が増えるからだ。デスクトップとなるとUSBハブを増設してそこからさらにというタコ足配線状態でもある。すると内蔵容量の大きさは正義でもある。
二時流通での出品でもApple製品であればメモリやSSD容量の差はアドバンテージともなる。

特に今度のMac miniは12.7cmの正方形という筐体で外径が、それぞれ7cmも小さくなっている。モニタや外付け等のケーブル類が、結局は、小さなボディに、たくさんぶら下がることになるので内蔵SSDは512GB以上の選択をオススメしたい。

電源が底部にあるのは大発明だろう。すでに、3ヶ月に一度押すか押さないかのボタンでもあるからだ。

気になるのは、iMac、Mac miniがM4化したので、2世代前の、M2プロセッサの、MacStudio Mac ProのプロフェッショナルラインのM4化の発表もそう遠くはないだろう。
※発表されたのは、MacBookPro M4 シリーズでした。

いや、きっと新しいMacの発表を待ってから予約しても遅くないはずだ。しかし、Appleの場合は、予約のキャンセルや、返品にも応じてくれるので、まずは予約してそれから考えるというのもありだろう。

ITジャーナリスト・ソーシャルメディアコンサルタント

1961年神戸市生まれ。ワインのマーケティング業を経て、コンピュータ雑誌の出版とDTP普及に携わる。1995年よりビデオストリーミングによる個人放送「KandaNewsNetwork」を運営開始。世界全体を取材対象に駆け回る。ITに関わるSNS、経済、ファイナンスなども取材対象。早稲田大学大学院、関西大学総合情報学部、サイバー大学で非常勤講師を歴任。著書に『Web2.0でビジネスが変わる』『YouTube革命』『Twiter革命』『Web3.0型社会』等。2020年よりクアラルンプールから沖縄県やんばるへ移住。メディア出演、コンサル、取材、執筆、書評の依頼 などは0980-59-5058まで

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