【知っておきたい】八百屋が教える文旦の食べ方
こんにちは、八百屋歴10年の青髪のテツです。
みなさん文旦を食べたことがありますか?「名前は聞いたことがあるけど、食べたことはない」という方が多いのではないでしょうか。
近年「せとか」や「デコポン」のように濃厚な甘味がある柑橘が人気ですが、実は文旦も昔から根強いファンが離れない魅力的な柑橘なんです。
そこで今回は「文旦」の魅力を伝えるとともに、文旦の食べ方を紹介していきます。
文旦の特徴
文旦はグレープフルーツと同じ祖先を持つといわれており、味わいも似ています。
文旦にはほどよい酸味とほのかな甘味があり、果汁も多いので食べると爽やかな風味が口いっぱいに広がります。
香りもよく、食感はプリプリしていて、後味に多少のほろ苦さが残るものの、それすら心地よく思わせてくれる風味があります。
八朔や甘夏、グレープフルーツが好きな方には間違いなくおすすめできる柑橘です。
文旦の食べ方
八百屋で働いていると「文旦ってどうやって食べたらいいの?」と聞かれることが多いので、多くの方が気になっていることなのかなと思います。
聞かれるたびに個別で答えているのですが、ここでも文旦の食べ方を紹介しておきます。
文旦は外皮もじょうのう膜も厚いので、両方むいてから食べる必要があります。
文旦の皮のむき方
1.文旦の頭とお尻の皮を切り離す
2.皮に4〜6本縦に切り込みを入れる
3.手で皮をむく
4.包丁でじょうのう膜に切り込みを入れる
5.手でじょうのう膜をむく
6.お皿に盛り付けたら完成
文旦のむき方は、みかんと比べると少し手間ですが、そこまで時間がかかるわけでもないので、気になった方はぜひ試してみてくださいね。
また、文旦が苦いと感じたときの食べ方として、砂糖をかける方法もあります。
昔グレープフルーツを食べる時に砂糖をたくさんかけて食べた経験がある方も多いのではないでしょうか。
少し懐かしい気持ちになれるので「文旦にチャレンジしてみたけど苦くて食べにくいな」とか「子供が食べてくれない」ということがあれば砂糖をかけてみてくださいね。
まとめ
今回は「文旦の特徴」と「文旦の食べ方」を紹介しました。
この記事を読んで「文旦食べてみようかな」と思う方が増えてくれれば嬉しく思います。
さらに、文旦の保存方法や、おいしい文旦の選び方が知りたい方は「文旦をさらにまとめた記事」を書いてますのでチェックしてみてください。