山形県ご当地ラーメン「サッポロ一番 カップスター みうら食品監修鳥中華味」を実食レビュー
山形県といえばラーメン消費量がトップクラスと言われるほど、ラーメン好きが多い県です。そんな山形県のご当地ラーメンといえば「島中華」と言われています。そば屋のまかないから生まれた「島中華」はそばつゆをベースとした鶏ガラスープに中華麺を合わせた一品。和風ラーメンとして、一度食べたら癖になるそうです。そんな島中華をサッポロ一番が有名なサンヨー食品が再現しました。今回はそんな島中華を再現したカップラーメンを実食。
本商品は山形県に本社を置く「みうら食品」が監修しています。みうら食品でも棒ラーメンとして島中華を販売していて、お店レベルの美味しさと好評でした。
スープの原材料には糖類、食塩、しょうゆ、かつお節調味料、チキン調味料、たん白加水分解物、香辛料、魚粉、酵母エキス、粉末つゆ、こんぶエキス、粉末酒、発酵調味料が使用されています。
1食(65g)当たり288kcal。たんぱく質5.3g・脂質11.0g・炭水化物41.9g・食塩相当量4.0g(めん・かやく1.1g・スープ2.9g)。
湯戻し時間は3分です。
完成品はこちら。見た目は普通の醤油ラーメンです。
まさにそばつゆのような味わいのスープは鶏ガラよりもかつお出汁が強く、カップそばのスープを飲んでいるような感覚です。少し甘さを感じられる、和風スープはやさしい味わいが癖になります。
みうら食品が販売している島中華と異なり、麺はひらたく、ちぢれているのが特徴です。加水率がそこまで高くないので、スープをよく吸い込みます。スープと麺との相性は悪くないですが、どうせならストレート細麺の方がよかったですね。
味付揚げ玉、味付鶏肉そぼろ、ねぎといった具材が入っていますが、揚げ玉ばかり目立ちます。具材の相性は悪くないですが、量が少ないですね。
1個当たり214円(税抜)とお手頃価格なので、具材の量が少ないのは致し方ないかもしれません。スープはいいですが、麺との相性がいまいちな気がしたので、できれば麺を「みうら食品」の島中華に近づけてほしいですね。ごちそうさまでした。