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【京都市】右京区 嵯峨嵐山・福田美術館にて『トラ時々ネコ 干支セトラ』特別展を見る

高津商会RICALIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

嵯峨嵐山にある『福田美術館』には、江戸時代から近代にかけての、主要な日本画家の作品で構成されるコレクション約1,500点があります。

「たとえ美術に詳しくない方が見ても、感動を与えられるような」作品がコンセプト。

中でも、京都に関連のある画壇による作品には特に力を入れてらっしゃいます。

そして、2022年は寅年です! トラはネコ科と言われています。

与謝蕪村、円山応挙、竹内栖鳳や大橋翠石ら有名画家が描いた虎の絵や、他の干支を描いた作品を展示した特別展『トラ時々ネコ 干支セトラ』が開催されています。

トラを実際に見たことがないままに、ネコをモデルにして描かれたものもあるとか(ネコトラ)…

目を見れば、トラを描いたものかネコをモデルにしたものか、わかるそうですよ。

二階にあがると、干支にちなんだ絵画が飾られて『干支セトラ』特別展となってました。

円山応挙の子犬が戯れる掛け軸は、ほっこりさせてもらいました♪ とっても可愛い♪

展示作品の中から6枚のトラをピックアップして人気投票も行われていましたよ。

『トラ時々ネコ 干支セトラ』展は3月9日から4月10日までの開催されています。

(ちなみに、『トラ・トラ・トラ!』(Tora! Tora! Tora!)という1970年に公開された米国製作(日本についての)戦争映画では、太秦にある『高津商会』の小道具たちが活躍しているそうですよ。)

嵐山の桜も色づき始める中、芸術を愛でる春もいいですね♪

京都嵯峨嵐山 福田美術館
〒616-8385 京都府京都市右京区嵯峨天龍寺芒ノ馬場町3-16
電話:075-863-0606

LIFE&文化芸術☆プロデューサー/ジャーナリスト(京都市)

京都で生まれ育つ。世界各地を周遊、欧米中心に20年ほど滞在し京都に帰還。日本のコアな伝統文化や芸能、神社仏閣や裏歴史、催事らを国内外の旅サイト・雑誌・新聞で執筆。経験に基づく“陰謀説”の電子書籍出版あり。フォトジャーナリスト、写真映像家、音楽・イベントプロデューサー、特殊ツアープロデュース・ガイドから日本庭園庭師までマルチに活躍。日本映画の発祥時より美術に携わってきた”ジャパニーズハリウッド”京都太秦にある老舗『髙津商会』にて映画・美術装飾・アート&エンタメ、海外事業に携わりつつ伝統文化・芸能などに関わる史実や古美術らについて勉強中。『京愛』や『日本愛』を深め世界進出を夢見る毎日。

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