尿路結石はなぜできる?-尿路結石の症状・原因・予防法を分かりやすく解説!-
ご覧頂きありがとうございます。
おがちゃん先生です。
今回は…
「尿路結石」について解説していきます。
尿路結石とは?
まず「尿路」というのは、尿が通る道です。
具体的には、
腎臓→尿管→膀胱→尿道を指します。
そして、この尿路内に形成された
石のような構造物を「尿路結石」といって、
発生部位により、以下の4つに分類されます。
・腎結石と尿管結石は「上部尿路結石」
・膀胱結石と尿道結石は「下部尿路結石」
といわれます。
それぞれ特徴をみていきましょう。
◆上部尿路結石
上部尿路結石(腎結石・尿管結石)は、
30~40代の男性に多いです。
日本人の尿路結石では、
上部尿路結石が約96%を占めています。
結石が腎臓にあるとき(腎結石)は、
無症状だったり、症状は軽いことが多いです。
しかし、結石が尿管に移行していき、
閉塞してしまうと、血尿・腰の痛み・
股関節辺りに痛みが現れることがあります。
実際に、尿を目でみて血尿にみえなくても、
顕微鏡でみると血尿とわかることもあるので、
痛みがある場合が放っておかない事が大切です。
◆下部尿路結石
下部尿路結石(膀胱結石・尿道結石)は、
60~70代に多く、こちらも男性に好発します。
血尿・頻尿・排尿時の痛みなどがみられます。
そして、尿路結石ができる原因は、
1つの要因だけではなく、
複数の要因が関わっているといわれています。
要因として、
以下のようなものがあげられます。
①ホルモンや代謝の異常
副甲状腺機能亢進症・クッシング症候群など
②薬・食事
ステロイドなどの薬剤・食生活の欧米化など
③尿路通過障害
尿路通過障害によって、尿がうっ滞する。
④その他
その他に長期臥位・飲水不足・尿路感染・
そして遺伝も関与していることがあります。
尿路結石の予防
尿路結石の予防として、
・水分をしっかり摂る
・適度な運動
・食生活を整えることが大切です。
そして、尿路結石のリスクとなる
原疾患(感染症など)がある場合には、
そちらの治療も行うことも重要になります。
では、今回はここまでです。
参考になれば幸いです。
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【おがちゃん先生について】
・ウィルワン整体スクール卒
(現リエイチ整体アカデミー)
・インスタグラムフォロワー1万人超
・bijou解剖ボディケアスクール講師(沖縄県)
・東京都麹町半蔵門にて整体活動中