【究極おかず】まるで食費0円の豆苗!?草カラスノエンドウの部位別のおススメ採取時期と調理!
皆様 いつもありがとうございます。kurukoyaです。
寒の戻りはありますが、春の足音が日増しに近づいてくる昨今ですね。春生まれの私にとっては意味もなくワクワクする昨今。
有名な野草『カラスノエンドウ』に関するお話しです。
野草食に興味がある私は、インターネット上に流布されているカラスノエンドウの食に関する記事を信じ、採取し食した際に失敗した経験をもとに、部位別で食するのに最適な時期を調査しましたので、共有いたしますね。
是非、最後までご覧いただけたら幸いです。
◆動画でご覧になる場合はコチラ↓◆
◆カラスノエンドウとは◆
カラスノエンドウはマメ科ソラマメ属の一年生雑草。標準和名はヤハズエンドウといい、日本では本州以南でよく見られ、畑や道端、空き地などでもよく見られます。大正時代にドイツから飼料作物として持ち込まれ、野生化し全国に広まった帰化植物です。3~6月に開花時期を迎え、紫色の花をつけます。その花が終わると、4cmほどの豆のさやがつき実がなります。見た目はサヤエンドウの小型版の様な姿です。
◆誤解を招くような記事...◆
よくある記事として、例えば『カラスノエンドウは3月~6月頃にかけて、ピンク色の花を咲かせる春の野草です。 葉・茎・花・サヤ・実を全て食べられるので食用
としても楽しめます。』
と書いているので、
全草が揃う 5月に食してみたら...
香りは、豆苗の炒め物の様なマメ科の香りでしたが...
茎は繊維感が強すぎ、サヤも豆も食べられるものとそうじゃないものが混在して、食べられたもんじゃねー!!って感じでした....うう。
こうなったら、
部位ごとに最適な時期を探して、美味しく食べてみたい!!という事で
◆いざ!リベンジ!!(調査)◆
2月中旬、3月初旬、3月中下旬のカラスノエンドウの生育の様子を観察し、食せる時期を確認しました。
【2月中旬】
ギシギシの傍に生えている双葉を発見!とても柔らかそうなのですが、花も咲いていないし、茂っていないので親心的な観点から見送りました。
【3月初旬】
2月よりは明らかに茂っていましたが、まだ開花しておらずもう少し様子見。
【3月下旬】
サヤは無いものの一部は開花し、十分茂っているので、この辺りが潮時かなと思いますので採取しました。
◆3月中下旬の全草の実食◆
★今回も、卵とじ★
すると。。。
とじている最中に既に感覚的にわかる、この『しんなり感』これは期待大!!
ということで、茎・葉を食べる際には
2月中下旬~3月中下旬までの開花前の新芽
がベストだということがわかりました。
よりストレートな味を確認したくて、お浸しも作ってみましたが、
まるで、豆苗の様な食感と味わい!この時期の採取は大正解でした!!
◆まとめ◆
地域により時期のずれはあると思いますが、イメージとしては以下の様に思います。
・葉や茎:2月中下旬~3月中下旬
・サヤ(豆):4月初旬~下旬
◆ご注意◆
①カラスノエンドウを始め、豆類にはレクチンやサポニンといった、人にとって毒としても作用する成分が含まれているそうなので、無害化するために必ず加熱してから召し上がってくださいね。
②私有地などで採取する場合は環境や採取許可を得て採取してくださいね。
③カラスノエンドウだと断定できない場合はくれぐれも召し上がらない様にしてくださいね。