【学期末】ロッカーがぐちゃぐちゃな子に効果的!整理名人な子に育てるために教師が実践した3つの方法
学期末になると、教室のロッカーの中身がぐちゃぐちゃになってしまう子供たちの姿をよく目にします。整理整頓が苦手な子供たちにどう接すればいいのか、多くの保護者が悩んでいるのではないでしょうか。今回はロッカーがぐちゃぐちゃな子供の共通点と方法を解説します。
ロッカーをぐちゃぐちゃにする子の傾向
ロッカーをぐちゃぐちゃにしてしまう子供には、いくつかの共通点があります。例えば、忘れっぽい、時間管理が苦手、物の定位置を決められないなどの特徴が見られます。また、急いで詰め込んでしまったり、整理の方法がわからなかったりするケースも多いようです。
それでは、こういった子供へはどうしたらいいのでしょうか?効果的な方法を3つ紹介します。
1. 「ロッカー整理マップ」を作成する
ロッカーの中の配置図を一緒に作成し、各アイテムの定位置を視覚化します。これにより、子供は物の置き場所を覚えやすくなり、整理する際の指針となります。
効果的な声かけ例
「君のロッカーの地図を作ろう!どこに何を置くか考えてみよう」
NGな声かけ例
「いつもぐちゃぐちゃね。ちゃんと整理しなさい!」
2. ロッカーの整理が上手な子の話をさせる
クラスメイトの中でロッカーの整理が上手な子を思い浮かべてもらい、なぜその子が整理上手だと思ったのかを話してもらいます。具体的な工夫や習慣を知ることで、自分にも取り入れやすいヒントを見つけられます。
効果的な声かけ例
「ロッカーがいつもきれいな○○さんは、どんなところがすごいと思う?」
NGな声かけ例
「他の子はちゃんとできてるのに、どうしてあなたはできないの?」
3. ロッカーに入れている物の数を数えさせる
定期的にロッカーの中身を数えさせ、学期初めに持たせた荷物の数と比較します。増えている分は不要な物かもしれません。多い分は持ち帰るように促すことで、ロッカー内の物を最小限に保つ習慣が身につきます。
効果的な声かけ例
「学期初めは8個だったね。今は何個あるかな?多い分は家に持って帰ろう」
NGな声かけ例
「こんなにいらないものばかり。全部捨てなさい!」
まとめ
ロッカーの整理は、視覚化、良い例の観察と理解、物の数の管理がポイントです。叱るのではなく、子供の気持ちに寄り添いながら、楽しく取り組むことが大切です。焦らず、長い目で見守ることで、きっと「整理名人」な子に成長していくはずです。一緒に頑張りましょう!
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