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【甘酒で元気をチャージ】寒さに負けない体づくり

お天気ママ料理研究家&気象予報士

こんにちは、気象予報士&食養生研究家のお天気ママです。

寒い日が続く1月。
気温が低いと、免疫力が下がったり、やる気が出なかったりなど、
体も心も元気がなくなりやすくなりますよね。

そこで今回は、体を温めて免疫アップの働きのある「飲む点滴」とも言われる甘酒の効能とレシピを紹介します。

■甘酒の種類

まず甘酒には、米麹を発酵させて作る麹甘酒とお酒を作ったときの酒粕をつかった酒粕甘酒があります。酒粕甘酒は日本酒の独特の香りと風味を楽しむことができますが、アルコールが含まれるので、麹甘酒のほうがお子さんから大人まで安心して飲むことができ、おすすめです。

甘酒に含まれるデンプンは消化吸収されやすく、効率よくエネルギーを補給できます。
甘酒が「飲む点滴」と言われるのはこのためで、即効性の疲労回復効果があります。

また薬膳では、体を温める作用や免疫アップ、血流を改善する働きのある食材で、
寒い時期やカゼなどが流行する時期に多く飲まれてきました。

■甘酒ココアのお汁粉

甘酒はそのまま飲んでもおいしいのですが、
ココアパウダーと合わせるとホットチョコレートのような味わいになるので、お餅をくわえるとお汁粉になります。

甘酒のしっかりとした甘さとココアパウダーのほろ苦さがよくて、
アレンジの効いたおいしいお汁粉になりますよ。

またココアパウダーに含まれるポリフェノールには、
細胞老化や生活習慣病を予防する働きがあるため、
甘酒とココアの組み合わせで、冬の疲労や老化を予防する効果になります。

■甘酒とココアのお汁粉(2人分)
甘酒(米麹)=300ml
切り餅=2個
A.ココアパウダー(無糖)=大さじ1
A.片栗粉=小さじ1
トッピング(ナッツ等)=お好みで

①-切り餅は、それぞれ6つに切って、油をひかないテフロンのフライパンに並べて、蓋をして焼く。
途中ひっくり返して、焼き色を付ける。
②-小鍋に甘酒と【A】を入れてよく混ぜる。
③-小鍋を火にかけ、混ぜながら温める。沸騰して、とろみがつけばOK。
④-器に③を注ぎ、切り餅とトッピングをのせる。

■いちごと甘酒のスムージー

旬を迎えている生のいちごと甘酒をミキシングすると、ピンク色がかわいいスムージーになります。
いちごの酸味とフレッシュ感、甘酒の甘みを楽しめるドリンクです。

いちごはビタミンCが豊富で美肌効果やかぜ予防、甘酒にも血流促進や美肌効果があるので、
冬の体調とお肌を整えるドリンクになります。

■いちごと甘酒のスムージー(1人分)
甘酒(米麹)=120ml
いちご3~5個=(60g程度)
ミント=お好みで

①-いちごはヘタを取って、飾り用に1切れだけ輪切りにして、切込みを入れる。
ほかのいちごはミキシング用。
②-ミキシング容器に、ミキシング用のいちご、甘酒を入れてミキシングする。
甘酒は内容物が沈殿している場合があるので、パッケージを振ってから注いでください。
③-②をグラスに注ぎ、飾り用のいちごとミントを添える。
※甘酒といちごの甘みによって、お好みで砂糖を加えてくださいね。

■甘酒で元気をチャージ

ここまで甘酒には、体を温めて免疫をアップさせる働きがあることをお話ししました。
年間でもっとも寒い1月ではありますが、
おいしい甘酒のレシピで、心と体に元気をチャージしてくださいね。



執筆/レシピ:お天気ママ(石田よしみ)
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気象予報士/国際中医薬膳師/健康気象アドバイザー/食生活指導士

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料理研究家&気象予報士

せっかちな性格と気象・薬膳の知識を生かして、時短簡単で体にいいレシピや裏ワザを紹介しています。 現在、2児の子育て中の有職主婦。 すぐに作れる副菜や簡単すぎる麺類の料理が得意です。 熱中症予防・夏バテ予防、冷え性の改善、花粉症の軽減など、 季節病・気象病のレシピも随時紹介しています。 ■有資格 気象予報士 健康気象アドバイザー 国際中医薬膳師 食生活指導士®2級

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