東京都台東区/壁一面に並ぶカラフルなビーズが虹のようで圧巻!浅草橋の平日限定ギャラリー&ショップ
今回はJR浅草橋駅近くのギャラリー兼店舗「TOHO BEADS STYLE tokyo Gallery t」をご紹介。
雑貨やハンディクラフト用品の街という浅草橋の個性をアピールしつつ、倉庫をリノベした空間設計にデザインセンスの高さが光る場所です。2階の棚には色とりどりの瓶入りガラスビーズがズラリと並び、さながらビーズの虹のようで驚かされます。ビーズ細工作り好きな方はもちろん、ただ美しいものに目を楽しませたいという方にもおすすめです。
◆倉庫をリノベしたスタイリッシュなギャラリー
「TOHO BEADS STYLE tokyo Gallery t」は、JR浅草橋駅を出て隅田川の方向へ歩いた先の、TOHOビーズ東京支店の横にあります。
TOHOビーズは昭和32年(1957年)に広島で設立された、グラスビーズの製造販売における古参企業。その東京支店と隣接する倉庫をリノベーションし、平成24年(2012年)にオープンしたのがこのギャラリーです。
ギャラリーの営業は平日のみで、時間は10時から6時まで。ただし、5時以降に利用する際は、場合によっては入口でスタッフの方を呼ぶ必要がありますので、ご注意ください。
◆1階ギャラリースペースは小さいながら発見たくさん
店内は2フロアあり、1階は大半がギャラリースペースになっています。取材時には壁の一面が写真展示に使われ、反対側では社会福祉や環境保護などに対応したプロダクトの展示販売が行われていました。
この時の写真展示は、写真家・村尾香織さんが「東欧のおばあちゃんとやさしい贈り物」をテーマに撮影したもの。穏やかさの中に強かさやお茶目さも感じられる、おばあちゃん達の笑顔がお見事。写真展示は概ね月1回のペースで入れ替わり、1週間~1ヶ月の期間で続けられるそうです。
プロダクト展示の方は、長崎の福祉施設の方々が地域企業との協業で作られたという、個性的かつリサイクルに配慮した製品が並んでいました。
余った木材を花瓶に転用したものや、畳の縁を使った財布など、独創的かつ愛着が湧きそうなものばかり。
また、TOHOビーズの製品として、キラキラと輝く大粒ビーズも数多く展示販売されています。
これらは少数生産されたものか、ほぼ一品ものとのこと。
さながら貴金属や宝石のようで目移りしてしまいますね…
◆2階へ続くらせん階段を登れば、ビーズの楽園が広がる
2階へのらせん階段を上がった先で、目の前に広がるのは壁面全体にズラリと並んだ膨大な種類のビーズたち。
こちらが「TOHO BEADS STYLE tokyo Gallery t」のもう一つの顔。この中から作りたいアイテムや好み、用途に合わせてじっくりとビーズを吟味し、最適なカラーを揃えて購入できます。
ビーズでのアクセサリー作りが趣味の人にとっては、まさに楽園とも言えるでしょう。
階段から見て左側の壁面にはガラス瓶に詰められた色とりどりのビーズが整然に並べられています。
さながらビーズで虹を描いたような美しさには、誰もが目を奪われるのでは。まさに圧巻の光景です。
2階中央に設置された長テーブルでは、ワークショップなども定期的に開催されています。このスペースは、さまざまなアーティストやクリエイターに有償で開放されているため、自分だけでなく、多くの人々と作品を作る楽しさも体験できます。
「TOHO BEADS STYLE tokyo Gallery t」は1階で写真やプロダクトに目を楽しませてよし、2階で思う存分ビーズ選びもよし、ワークショップもよしの、浅草橋の隠れた良スポットです。平日の浅草橋を訪れた際は、是非とも立ち寄られてはいかがでしょうか。
TOHO BEADS STYLE tokyo Gallery t
【住所】
東京都台東区柳橋1−9−11
【最寄駅】
JR総武線・浅草橋駅東口より徒歩5分
【営業時間】
月〜金/10:00〜18:00
※17:00以降はスタッフの方を呼ぶ必要あり
【定休日】
土日祝
【電話番号】
03−3862−8549
【リンク】
公式ホームページ
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Instagram
※現在開催中の企画展
=VOTE (イコールボート)展 × 写真家・村尾香織 展「東欧のおばあちゃんとやさしい贈り物」
【日程】
2023年9月26日(火)〜10月5日(木)
【時間】
10:00 – 17:00
※最終日は15時まで
※土・日休廊
【入場料】
無料
【リンク】