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【神戸市灘区】雨でもOK!鉄や電気のつくり方を遊びながら楽しく学べる「灘浜サイエンススクエア」

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

ゴールデンウィークの終盤、5月6日から7日にかけては曇から雨になりそうですね。そこで今回は、灘区にある屋内で遊べる施設をご紹介します。こちらも昨日ご紹介した「しあわせの村 トリム園地」と同じく無料。子連れファミリーに優しい施設となっています。5月7日(日)には、自然や生物多様性について大人も学べる講演会も開催されますよ!(要予約)

その施設は、株式会社神戸製鋼所が地域交流施設として2004年4月1日に設立した「灘浜サイエンススクエア」。「製鉄・発電・エネルギー・環境」をテーマに、遊びながらそれらの現象の不思議さを体感し、科学に対する好奇心を育む場として設けられました。

エントランスでは灘浜サイエンススクエアのキャラクター「コベルコマン」が迎えてくれます。

展示室は7つのゾーンに分けられています。

製鉄とエネルギーのゾーンです。

ハンドルを回したり不思議な音を鳴らしたりして、発電する仕組みを知ろう。

磁石チューブ、ゴロゴロドラム、バランスボール、イヤイヤ金魚、鉄楽器など、鉄の性質やエネルギーを利用したゲームがいっぱい。

自動車が動く仕組みもわかります。

ベアリングってこんなところに使われているんだーと気付かされます。

発電とエネルギーのゾーンには、神戸発電所の全景模型が。

記事トップの写真とこの写真はエナジータワーというもの。クランクシャフト、スパイラル、ギアなどの手段でボールに位置エネルギーを与えます。ハンドルをまわすとボールが一番上までもち上がり、それが転がることで、運動エネルギーに変わることを体感できます。

これはワンダーキューブ。ジャングルジムみたいな立体迷路をのぼったり、くぐったりしながら移動していくアドベンチャー型遊具。スティックをふると空中にコベルコマンが現れたり、光の三原色のライトで色んな色の影が作り出せます。

これは環境コンビニ。

チャレンジショッピングというコーナーでは、品物をバーコードを読み取ると、その商品のエコロジーに関するデータやエコロジーマークの意味を知ることができます。

この他に、クイズで遊んだり、森のおはなしの絵本を読んだりできるものしりひろばや、バーチャル工場見学の上映(要事前予約、10名以上)、実験教室、実験屋台、楽しいイベントが開かれるなだはまルームがあります。

5月の土曜日・日曜日・祝日は、14時~14時15分に「体感型実験 ウキウキ空気の力」という実験教室が開催されます(当日13:00より受付にて申込)。申し込みについての詳細はこちら

また、5月7日(日)には「自然界を支配するフィボナッチ数の不思議」、「生物多様性の宝庫である里地・里山の自然を未来に-地域、活動団体、行政と連携した保全活動-」というテーマの講演会(13時30分~16時)が行われます。ご参加にはインターネットでの予約が必要です。詳細はこちら

いかがでしたか?「灘浜サイエンススクエア」。
株式会社神戸製鋼所の企業PR館ではありますが、単に見るだけではなく、五感をフルに使いながら「工夫する楽しさ、挑戦する面白さ、発見する驚きを体感できる」学習施設となっています。このゴールデンウィークも開館しているので、是非お子さんと一緒に訪れてみてくださいね。なお、月曜は休館です。

基本情報
施設名:灘浜サイエンススクエア
住所:神戸市灘区灘浜東町2番地
開館時間:9時30分~16時30分 (入館は16時まで)入館無料 
休館日:月曜日(祝日の場合は翌平日) 、年末年始
(臨時休館⇒5月20日(土)、10/10(火)~13(金)・11/7(火)~10(金)・11/14(火)~17(金)、気象警報発表時)
アクセス:阪神電車大石駅から南へ徒歩約12分、JR神戸線摩耶駅から南東へ徒歩約20分、JR神戸線六甲道駅から南西へ徒歩約25分。車の場合、阪神高速道路3号神戸線摩耶ICで降り、摩耶ランプ南の信号を東に約900m。駐車場:乗用車20台(無料)、大型バス4台(予約制) 
※満車の場合は臨時駐車場をご案内
灘浜サイエンススクエア公式サイト

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WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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