【神戸市中央区】初詣の帰りには“無事過ぎる”1年になるようにと願いを込めて相楽園の「無事すぎの路」へ
2025年1月4日(土)から開園する「相楽園」では、昨年に続き今年も杉の葉が敷き詰められた「無事すぎの路」が設けられます。4〜6日の3日間は、干支饅頭プレゼントも。そして1月6日(月)からは「冬ぼたん展」を開催。震災遺構もあり、見どころたっぷりの新春の「相楽園」。ぜひ初詣帰りに!
無事すぎの路を歩き“無事過ぎる”1年に!
杉は、成長が早く古来より寿命が長い樹木で「スクスクと生える木」であることが語源(諸説あり)で、樹脂分が多く森の匂いの代表。
無事すぎの路 (ぶじすぎのみち)は、この香りを足元から浴びながら歩き、1年間無事過ぎ(杉)るよう、心をリフレッシュしてほしいという思いで設けられました。
靴のままこの上を歩いて大丈夫ですよ。
1/13(月・祝)まで園内に設けられます。(1/9は休園)
動画でどうそ!(昨年の様子、ぼたん展は今年は6日から)
「相楽園」にある池泉回遊式日本庭園には、総ケヤキ造の正門や、現存する川御座船としては国内唯一の船屋形(重要文化財指定)などがあります。
新春の清々しい空気の中、ゆっくり散策するのも気持ち良いものですよ。
冬ぼたん展開催、希望の方への販売も 6日(月)から
2025年1月6日(月)から1/13(月・祝)までは、「冬ぼたん展」が開催されます。会場は芝生広場。
展示されているぼたんは、希望の方に予約販売されます。1鉢1000円(税込)で、数に限りがあるので希望の方はお早めに。受付で申込みできます。
筆者は昨年9日に訪れたのですが、すでに売り切れていました。
先着100名に干支饅頭プレゼント!
1/4(土)・1/5(日)・1/6(月) 9:00~には、相楽園受付で干支饅頭が配られます。今年はヘビの形のお饅頭。(写真→)各日先着100名様(おひとり様1個)、無くなり次第終了となるのでお早めに。
阪神淡路大震災の被害の様子を今も!震災遺構がある旧ハッサム住宅
「旧ハッサム住宅」は、インド系英国人貿易商のK.ハッサム氏が、北野町の異人館街に明治35年頃に建てて住んでいた英国人の設計による住宅で、昭和36年6月7日に重要文化財に指定されました。
阪神淡路大震災では、レンガ積みの煙突が屋根と2階の床を突き抜け、北西にあった1階の配膳室まで落下。震災の記憶を後世にとどめるため、建物の修理の際に煙突を取り出し、前庭の隅に保存、展示しています。
阪神淡路大震災から30年を迎える今年。あらためて災害や震災への備えについて考えるきっかけになるよう、ぜひ訪れてみてはいかがでしょう。
相楽園の一番北側の奥にあります。
基本情報
イベント名:無事すぎの路・冬ぼたん展
場所:神戸市立相楽園
住所:神戸市中央区中山手通5-3-1
開催日時:
無事すぎの路 2025年1月4日(土)~13日(月・祝)
冬ぼたん展 2025年1月6日(月)~13日(月・祝)
休園日:毎週木曜日(祝日の場合は開園、翌日休園)・12月29日~1月3日
開園時間:午前9時~午後5時まで(入園は午後4時30分まで)
入園料:大人(15歳以上)300円・小人(小・中学生)150円・高校生 無料(要生徒手帳提示)
アクセス:神戸市営地下鉄西神・山手線 県庁前駅 徒歩5分、阪神本線 元町駅 徒歩10分、 JR神戸線 元町駅 徒歩10分、神戸高速鉄道東西線 花隈駅 徒歩15分。
駐車場はありません。
相楽園
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