【荒川区】地元の人々に人気のあるローカルな三河島。「釜山屋」のオモニが愛情を込めて作るプデチゲ。
JR三河島駅付近は韓国出身の方々が多い地域です。そのため韓国料理店、韓国食材店が多いです。韓流好きの若者達に人気の新大久保も昔は三河島のようにのどかだったという話を聞きます。三河島はそののどかさを保っています。それ故に地元の人々に愛され昭和レトロ好きな観光客に人気がある地域です。
土日は観光客が少なくない三河島ですが、平日は地元の人々でのんびりした雰囲気です。地元の人々に人気の炭火焼肉・韓国料理「釜山屋」へランチを食べに行きました。
店内はすっきりとして清潔感があり、女性客が一人でも入りやすい雰囲気です。平日ということもあり、店内のお客様は皆、近所の方々のようでした。皆さん、のんびりと韓国語で会話しています。近所の老婦人も慣れた様子でランチを注文していました。本当にのどかでローカルな様子に心が和みます。
壁に貼ってあるチャミスルのポスターが美味しそうです。暑い夏にシュワシュワとしたお酒で昼飲みは最高ですね! 今回はマスカット味のチャミスルを注文しました。
こちらが実際のマスカット味のチャミスルです。お店の方のお話によると、韓国では瓶のままで飲むそうです。筆者は瓶のままで飲むのに慣れてなかったのですが、「よかったらグラスを持ってきますか。」と言っていただきました。そして小さなグラスがチャミスルに添えられました。まるで韓国旅行に来たみたいで気分が上がります。マスカット味のチャミスルは甘く軽やかな味わいが飲みやすかったです。
ランチメニューを見てみましょう。どれも美味しそうで迷いますね。プデチゲを注文しました。プデチゲとは部隊(プデ)・鍋(チゲ)という意味でスパムやソーセージをキムチチゲに入れたのが始まりです。軍部隊が多かったソウル近郊の議政府(ウィジョンブ)が発祥の地と言われています。
ランチにはおかずが3品つきます。チャミスルを注文したので丸い小皿にのったお通しのキムチもつきました。これらに白いご飯だけでも満足のいく量です。
プデチゲがきました。熱々でかなりのボリュームです。
プデチゲは若者達に好まれます。インスタントラーメンを入れることが多く、ジャンクフード的な要素があるのも人気の理由かもしれません。具材がたっぷり入っていて栄養も満点です。厨房では「釜山屋」のお母さん、オモニが休むことなく料理をしています。オモニ達の愛情が韓国料理を美味しくします。下町三河島にはその愛情が受け継がれています。
「釜山屋」のプデチゲの汁は風味豊かです。汁だけでも美味しくご飯が食べられます。スッカラという韓国のスプーンでご飯をすくって汁に浸してから食べましょう。汁も余すことなく美味しく食べられます。
たくさんの具材の栄養と「釜山屋」のオモニの優しさを感じる味わいのプデチゲのランチを食べて元気が倍増しました。暑い夏は三河島で韓国料理を食べて元気に過ごしたいですね!
【店舗情報】
「炭火焼肉・韓国料理 釜山屋」
住所 東京都荒川区東日暮里3丁目33-7
営業時間 11時~22時(ランチ11時~15時)
営業時間は社会情勢により変更になる可能性があります。
定休日 月曜日
電話番号 03-3802-7008