博多ライトアップウォークが3年ぶりに開催!2022年の見所は【福岡】
「博多旧市街ライトアップウォーク2022千年煌夜」(福岡県福岡市)は、福岡を代表する神社ライトアップイベント。コロナ禍で中断していましたが、2022年は3年ぶりに開催。期間は11月3日(木・祝)~5日(土)です。
2022年は合計9会場での開催ですが、東長寺や承天寺など例年超人気の会場は開催決定。今回は全9会場の見所を一挙ご紹介します!
博多ライトアップウォークとは
「博多旧市街ライトアップウォーク 千年煌夜(こうや)」は、多くの神社仏閣が立ち並ぶ「博多旧市街」を舞台に、期間限定でライトアップされたお寺・神社をめぐるイベント。2022年は大きく2つのエリア(御供所エリア・呉服町エリア)に分かれ、有料会場と無料会場があります。
※以下、博多ライトアップウォークと略します。
御供所エリアの見所
めぐる順番に決まりは有りませんが、今回はJR博多駅から徒歩圏内の「御供所エリア」からご紹介します。
博多千年門(無料会場)
博多千年門は、寺社町地区に建造されたウェルカムゲート。木造四脚門で中世博多の寺社様式を取り入れています。観光客の記念撮影スポットとしても知られ、博多ライトアップウォーク期間中は、多くの観光客で賑わいます。
承天寺(有料会場)
博多千年門をくぐると、右手にあるのが「承天寺」。西暦1242年に創建された古寺です。玄界灘を表現したと言われる枯山水の石庭が特に有名で、博多ライトアップウォークを代表する人気会場の一つと言えるでしょう。
東長寺(有料会場)
承天寺から徒歩3分ほどにある「東長寺」は、弘法大師創建の中では日本最古と言われる寺院。博多ライトアップウォークでは、最も人気の高い会場の一つです。本堂に照らされたライトアップが実にフォトジェニックで、多くの観光客が写真撮影を楽しんでいます。
また、大仏殿には日本最大級の木造座像「福岡大仏」が特別公開され、こちらも必見です。
ちなみに、承天寺と東長寺は特に混雑しがちなので(並んで待つ可能性が高い)、時間にゆとりを持って訪問しましょう。
円覚寺(有料会場)
東長寺のすぐ裏手にあるのが「円覚寺」。千利休の秘伝書が伝承され、茶禅道場として知られています。博多ライトアップウォーク期間中は特別公開され、派手さはないものの落ち着き有る中庭の美しさが印象的な会場です。
呉服町エリアの見所
「呉服町エリア」は、御供所エリア(円覚寺)から徒歩10分ほどの場所にあります。狭いエリアに密集して会場があるので、サクッと効率良く巡れる点が見逃せません。
※呉服町エリアの会場間は、いずれも徒歩1~3分程度です。
本岳寺(有料会場)
「本岳寺」は、呉服町エリアでも注目すべき会場。本堂のライトアップだけでなく、屋内に展示された寺宝も見学できます。また、博多ライトアップウォーク限定の御朱印を求めることができる点も見逃せません。
善導寺(有料会場)
「善導寺」は創建当初、百日説法が行われていたことから「博多談義所」と呼ばれていた古寺。博多ライトアップウォークでは、落ち着きあるライトアップが印象的な会場です。
妙典寺(有料会場)
「妙典寺」は、1945年の福岡大空襲を逃れ、1785年の再建当時の姿を今に残す寺。妙典寺も博多ライトアップウォーク限定の御朱印があります。
一行寺(無料会場)
「一行寺」は、1444年に開山した古寺。博多ライトアップウォークでは山門のみのライトアップですが、無料会場で気軽に立ち寄れる点も見逃せません。
海元寺(有料会場)
海元寺は、1396年に開山した古寺。奇妙に浮かび上がる閻魔堂(上写真)と黄金色に輝く観音堂は必見です。
「博多旧市街ライトアップウォーク2022千年煌夜」
住所:福岡県福岡市博多区博多駅前1丁目、他
電話番号:092-402-8007(平日10~17時。会期中は21時まで)
アクセス:
【御供所エリア】JR博多駅から徒歩約8分。福岡市地下鉄空港線 祇園駅から徒歩約4分。(いずれも博多千年門までの所要時間)
【呉服町エリア】福岡市地下鉄箱崎線 呉服町駅から徒歩約4分。御供所エリアの円覚寺から徒歩約10分(いずれも本岳寺までの所要時間)
会期:2022年11月3日~5日
開催時間:17時30分~21時。※入場は20時45分まで。雨天決行
入場料金(紙チケット):前売り券1000円、当日券1300円
入場料金(eチケット):前売り券950円、当日券1250円
公式サイト:博多旧市街ライトアップウォーク2022千年煌夜
※本記事の写真は、前回ライトアップウォーク開催時の2019年に撮影されたものです。