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【神戸市】ボックサン創業60周年記念、昭和レトロな復刻版プリンと店舗・数量限定先代のフルーツエクレア

斎信夫(いつき)WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

1964年創業、神戸市民にはお馴染みの神戸洋藝菓子「ボックサン」。今年12月に創業60周年を迎えるのを記念して、各店舗で60周年記念商品を販売中です。

全店で販売されているのが、数量限定の「復刻版カスタードプリン」(420円 税込)と「復刻版プリンアラモード」(550円 税込)。1964年の創業当時に販売されていたプリンを再現したもの。

最近流行りのとろとろなタイプとは違い、しっかりした食感で懐かしさ感じる美味しさ。

昭和レトロなイラストもいいですね。

そして、東須磨本店と板宿南店限定で販売されているのが、『福原善之助創業当時のお菓子3種類』。「先代のフルーツエクレア」「先代のショートケーキ」「先代のマロンショコラ」。いずれも数量限定です。

1935(昭和10)年に先代・福原善之助・久子夫妻がお菓子作りを志したのがボックサンの原点。1964(昭和39)年12月7日から、古き良き物を変えずに技術を伝承しつつ、常に進化させながら神戸で100年続く洋菓子店を目指しています。

「先代のフルーツエクレア」(360円 税込)は、パイナップル、いちご、みかんにクリームがたっぷりで、見た目も映える豪華なエクレア。ぜひ、先代がお菓子作りを始めたボックサン創業当時の味をご賞味ください。

今回買わせていただいたのは、板宿南店。

板宿商店街の南出入り口から横断歩道を渡ってすぐ。山陽電鉄板宿駅、神戸市営地下鉄板宿駅を出てすぐの便利なところにあります。

創業60周年記念商品としては、他に可愛らしい猫のイラストが描かれた「福ねこ缶」というのもあります。創業当初、先代の時代に愛された7種のクッキーを受け継ぎつつ、現代の味にリバイバル。こちらは、店頭だけでなくオンラインショップでも購入可能です。

ちなみに、店名の「ボックサン」は、ビールジョッキを意味するドイツ語の「ボック」に「さん」を付けたもの。「ボック」が商標登録済だったため、愛称の「ボックさん」をそのまま店名にしたそうです。

これ、筆者も初めて知りました。今まで店名の意味を気にしたことはなかったのですが、「サン」が「さん」だったとは!

これからも神戸を代表する、神戸市民に愛される洋菓子店として、100年、200年と長く続けていってほしいですね。

基本情報
福原善之助創業当時のお菓子は、以下2店舗で販売
店名:神戸洋藝菓子ボックサン 板宿南店
住所:神戸市須磨区平田町2-2-8
営業時間:9:30~20:00
アクセス:山陽電鉄板宿駅、神戸市営地下鉄板宿駅を出てすぐ

店名:神戸洋藝菓子ボックサン 東須磨本店
住所:神戸市須磨区堀池町 2-1-25
営業時間:テイクアウト 9:00~19:00・カフェ 9:00~19:00
定休日:年中無休
アクセス:山陽電鉄東須磨駅 南口すぐ

ボックサン 公式サイト
ボックサン オンラインショップ

※商品、価格は取材・撮影時のものです。※営業時間・定休日は変更になる場合があります。※この記事に間違いがありましたら、X(旧Twitter)、InstagramのDMでお知らせください。(プロフにリンクがあります。)

WEBクリエイター/旅行ライター・エディター(神戸市)

兵庫県西宮市生まれの神戸育ち。テクニカルライターを経て、1998年より会社を設立しWEBクリエイター、フリーライターとして活動。数々の旅行関連サイトを企画・運営。LINEトラベルjp元編集者兼ライター。沖縄と北海道が大好きで6年半沖縄市に在住。海外は特に台湾が好きで渡航回数10回以上。「週刊日本の島(デアゴスティーニ)」専属ライター&フォトグラファーとして沖縄、兵庫、瀬戸内等の33の島の記事を執筆。こちらでは地元神戸市の魅力を、時には動画を交えてお伝えしていきます。X(旧Twitter)、Instagramでも、神戸の最新情報や記事でのこぼれ話、その他の旅行ネタなども発信。

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