【宮城県 東松島市】野蒜ヶ丘H&H Laboの元気が出るほうれん草のジェラート
残雪がキラキラと輝き、裏通りにはスケートリンク状の道路。
とんでもなく寒くても、目の前にもぎたての果物の様なアイスクリームが登場したらどうだろうか?筆者はおそらく、一口、二口と食べ進めてしまう。真冬でも食べたい、そして食べると元気が溢れてくる様な、そんな美味しいジェラートが宮城県東松島市の野蒜ヶ丘で食べられるのだ。
ジェラートを販売しているのはH&H Labo(えいち・あんど・えいち らぼ)という名前のお店だ。場所を説明する前に、少し補足をすると2022年10月に宮城県東松島市の野蒜ヶ丘の一画に、木目が美しく、大きな幅の広い屋根がチャームポイントの「野蒜ヶ丘サスティナブルコモンズ」という名前の施設が仲間入りした。施設中にはいくつかの店舗があり、その一つがH&H Laboという訳だ。
場所は、JR東名駅を背にして左方向へ線路沿いに歩いていくと、右側に公園が見えてくるので公園に向かって進むと、すぐ目の前にその施設がある。以前、筆者の記事(週末にすぐ行ける! 野蒜ヶ丘の公園特集⑤)でもご紹介した「木の公園」のすぐ向かい側の場所だ。
店内のショーケースには、野菜や果物の優しいけれど力強い色合いのジェラートがたっぷりと並び、注文をするまで悩んでしまう。出来れば、後ろを振り返っても誰もまだいない、混み合っていない時間帯に行って、じっくり一つ一つを熟考して選びたいくらいだ。
持ち帰り、または施設内のオープンスペースで、椅子に腰掛けてテーブルでゆっくりと休憩することも可能。ジェラートは嬉しいカップ入りと、コーンを選ぶことができて、スプーン付き。また、ジェラートが1種類のみの「シングル」、または2種類を組み合わせる「ダブル」も注文可能。1度に2種類を試したい方は、ダブルでお得に購入することができる。
特におすすめしたいのが「ほうれん草のジェラート」。ざっくりと砕かれた胡桃と、ほうれん草たっぷりのジェラート。その姿に、ひょっとしたら野菜が苦手な方は、私はちょっと・・・と後ろに後退りしてしまうかもしれないが、まずは一口食べてみてほしい。
一般的にジェラートと聞くとシャワシャワで、シャリっとしたイメージがあるが、全く違うのだ。
まず、どっしりとした濃厚なミルクの味と、ほうれん草の爽やかな香りに、ほのかな胡桃の甘さと食感。美味しい。ほうれん草は青菜らしい野菜臭さというよりも、フルーツの様な爽やかさが出ていて、食べていて野菜という感じがしないくらい癖がない。
ジェラートの話の最中、これはおかしな思考かもしれないが、温かいブラックコーヒーと共に食べるとより美味しさが増すような、そんなジェラートだ。
まだまだ寒さは厳しい中で、冷たいけれど思い切って美味しいジェラートを口に放り込めば、その美味しさに不思議と元気が出てくる。
週末に、野蒜ヶ丘のサスティナブルコモンズで、ゆったりとした時間を過ごしながら、
ほうれん草のジェラートを召し上がってみてほしい。美味しいぞ!
商品名:ほうれん草のジェラート (シングル)
店舗名:H&H Labo(えいち・あんど・えいち らぼ)
住所:東松島市野蒜ヶ丘 3-20-2 野蒜ヶ丘サスティナブルコモンズ内
営業時間:10:00 - 17:00
定休日:火曜日