あれどこいった!?を一掃、Artty Stationでデスクがガンプラの楽園に
作ってないプラモが山積みになっている皆さんこんにちは、テックジャーナリストで兼業主夫のヒデです。効率が10倍くらい上がりました。
今回導入したArtty Station(アーティステーション)は狭いデスク空間の縦方向を効率よく使える非常に優秀な収納です。僕洋裁から電子工作、レジンアクセサリーまで様々なものを作るため、使用する工具や材料も多岐にわたります。
そんな状況でもこのArtty Stationなら欲しいものがすぐ取り出せるようになって、ガンプラからクラフトまで幅広いニーズにおすすめです。
整理整頓は快適な作業の第一歩
言われずとも...な部分だとは思いますが、どこに何があるのか把握できていると段違いに効率が上がります。今までは写真のような工具箱に材料と道具を入れていましたが、塗料など液体系が増えてくると収まらなくなりデスク上に乱雑に置かれていました。
作業をいざ始めようという時に道具や材料が見つからないのは非常にストレス。こうなるともう製作するのも億劫になりはじめ、積みプラが増えていくという悪循環に陥ります。整理整頓、重要ですね。
とはいえ部屋のスペースは限られています。置き場所といえば今ある洋裁デスクの上くらいしかない。これ以上収納力を求めたら縦の空間を使うしかないな、と考えたのがArtty Stationに辿り着いた結果でした。
当初は収納付きのデスクも考えたんですよ。ただ、普通のデスクってファイルや本、PC関連の製品など大きめのサイズを想定して作られています。
今回のような用途だと塗料のような細かいものや工具を一覧できるように並べたいわけですが、これではうまく並べられません。棚の中にさらに棚を作らなければいけない状態です。
奥行きも意外と難しい要素でした。机の上に置くタイプの収納で、奥行きが短い製品が意外とない。DIYしようかとも考えましたがArtty Stationを見た瞬間に「これだ!」となりました。
一目見て使いやすそうだと確信した
まず目に飛び込んできたのがこちらの製品。Opera(オペラ)というシリーズで、モジュラー式になっており自分の好きなように組み合わせられます。
このモジュラーを組み合わせて作ろうかと思ったんですが、サイトになんとぴったりのものが。それがこちらのConcert(コンサート)です。
Operaは塗装ブースまでついていて魅力的だったんですが、僕はどうしても互換ブースを使いたかったのでこちらにしました。高さもOperaよりあるのでスリムな横幅に多くのものを詰め込めます。縦方向にスペースのあるデスクの方にはこっちの方がおすすめです。
他にも狭いスペースに適したPiccolo(ピッコロ)やもうワンサイズ大きいSympohny(シンフォニー)、最小スペースのSolo(ソロ)など用途に合わせて製品が用意されているのが素晴らしい。ここまで充実していればいろんな方の環境にフィットするんじゃないでしょうか。
そもそもこちらのArtty Stationは、開発者の母親のために作られたのだとか。認知症になった叔母を亡くした経験から、予防のために何か細かい作業をしようと思い立った開発者の母親。開発者に頼りながらプラモデル制作を始めたそうです。
少しづつ必要なものを買い足して今でも楽しくプラモデルを作るお母さん。「母が快適に作業できるように!」という思いで作られた製品だけあって実際使うと、ユーザー目線でよく考えて作られているなぁと感心します。
こういうユーザー本意の視点が多様な製品ラインナップにつながっているんだと思います。
たくさん収納しても一瞬で取り出せて効率が大幅アップしました
導入した結果は言わずもがな。一瞬で使いたいツールが取り出せるので製作モチベーションも爆上がりです。
特に僕の場合、プラモの次はレジン、その次は塗装、なんてこともよくあります。今までは着手するのも片付けるのも億劫になっていましたが、Artty Stationを使い始めてからはどこに何をしまうかが決められたので、1つの作業が終わったらさっと片付けて次の作業に移ることがめちゃくちゃ楽になりました。
よく使う工具類や接着剤は下の段のトレーに配置しています。ニッパーやマスキングテープも掛ける場所があるのでパッと手に取れていい感じです。右側に筆が挿せるのも便利で、洗った後の乾燥も手軽です。
場所が決まっている効果って意外と高くて、身体が覚えてくれるんですよ。慣れてくると次に必要なものをノールックで取れるようになる。その意味でもこうした場所決めは重要です。
それと、予想外に便利だったのが棚上スペース。本来はここに説明書スタンドが付くんですが、僕はあえて外しています。スペースがちょうどティッシュ箱の長辺サイズだったので、ものを置きたいなと思ったからです。小さめなコンプレッサーならここに置けるのでデスクスペースの節約になります。
塗料も十分にいろんなサイズがおけるし、初めからいくつかのサイズのガイドが付いてくるので自分が持っているサイズによって変えられて重宝しました。
最後にちょっとだけ不便だった点を2つだけ。1つは組み立てで、寸法がかなりきっちりなので手の力では入らない場所もありました。僕は当て布とゴムハンマーでなんとかなりましたが、無理に入れようとすると部品が破損する恐れがあります。
Concertくらいのサイズだと支えているのも結構大変なので二人くらいで道具も用意してゆっくり作るのが良いと思います。
もう1つは塗料の最上段が取り出しづらいこと。3mm MDFで自作できるので必須じゃないんですが、最初からこの形状になっていてくれるとありがたいです。
自作パーツでは円を半円と直線に変えてあります。これなら上にスペースが少ない最上段でも手前にパッと取り出せて使いやすいです。そのままだと揺れで手前に落下する可能性もありますが、多くの場合は手前にも塗料が並んでいると思うので問題ないと思います。
導入してからしばらく経ってますが、本当に満足してます。Concertは¥39,600と少々お高いですが、その投資の甲斐はあったなと思える仕事効率の上がり方です。Soloなら¥4,950なので、はじめはこのくらいから試してみても良いかもしれません。
いやぁ何より作業環境が美しくなって満足。次回はこれで何か作ろうと思います。
公式サイト・販売サイト
Artty Station
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Artty Station シリーズ
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