妻の「どうしてそうなの⁈」に理由で返すのは危険!夫婦円満のための脳科学的な答えとは⁈
「あなたって、どうしてそうなの⁈」
妻に言われたこと、ありませんか?
または夫に言ったこと、ありますよね。
私はもう少し若いころ、夫に何度もこのセリフを言ってしまい、毎回その返事に絶望していました。
「めんどくさかったから」
「忘れてただけだよ」
夫に悪気はありません。理由を聞かれたと思ったから答えただけ。
それなのに、どうして妻は突然怒りだすのでしょうか?
先に答えを教えちゃいますね。
「あなたって、どうしてそうなの⁈」
と妻から言われたときのベストな返答は
「何度も嫌な思いをさせてごめん」です。
実は「あなたって、どうして⁈」は、夫が無自覚に、妻が嫌がることを繰り返したときに出る「心からの叫び」なのです。
靴下をリビングに脱ぎっぱなし、爪切りを使ってテーブルに置きっぱなし、スリッパを脱ぎ捨てっぱなし…、夫から見ると些細なことばかりですよね。
昨日までは許してくれていたのに、いきなりキレられて、妻の気持ちがよくわからないと感じるのも、もっともだと思います。
だけど、夫婦円満で居心地の良い家庭を築いていきたいのなら、脳科学的にこの答えが正しいようですよ。
私はこのことを、脳科学・AI研究者の黒川伊保子さんの本「妻のトリセツ」から学びました。
女性脳は、夫に対する不満を、コップに1滴ずつ水を落とすようにためていく癖があるそう。
だから毎回言うわけじゃないけれど、ため込んだ不満がコップから溢れたら、キレて収拾がつかなくなるのです。
たいてい、溢れ出す直前に「あなたって、どうして⁈」が始まります。
ここで夫が素直に「忘れてただけ」なんて理由を答えようものなら、妻の怒りスイッチを自らオンにするようなもの。
妻はそのスイッチをきっかけに、今までの不満を怒りに変えて、ぶちまける気満々なのです。
ところが、すぐに夫が「何度も嫌な思いをさせてごめん」と、謝ってくれたらどうでしょう?
妻はすっかり拍子抜け。
さらに「私が何度も嫌な思いをしていたことに、やっと気づいてくれた」と感じることで、夫の株が上がることすらあるかもしれません。
「妻のトリセツ」は、女性脳の仕組みを前提に、妻の不機嫌や怒りの理由を解説し、夫側からの対策をまとめてくれている画期的な本です。
妻の理不尽な怒りや、突然の不機嫌に困惑している夫を、きっと救ってくれるでしょう。
また、どうしようもなく夫にイライラしてしまう妻は、今まで自覚していなかった、自分の不機嫌の本当の理由がわかるかもしれません。
たくさんの夫たちが「妻のトリセツ」を読めば、世の中がもう少し平和になるかもなぁ…なんて思います。
だけど実は私、この本の存在を自分の夫に教えていません。
あまりにも妻のホントのところが暴かれているので、夫に知られたくないこともあるんですよね。
自分の夫には夢をみていてほしいなぁ…
読むか読まないかは、あなた次第です(笑)
【参考文献】「妻のトリセツ」
黒川伊保子・編著 講談社
最後まで読んでいただき、ありがとうございます
いつも子育てお疲れ様です。
いろいろあるけれど、できれば夫婦円満でいたいですよね。
子育て夫婦がの気持ちが少しでも軽くなったなら幸いです。