新大阪駅ナカで見つけた。コロンとした姿が愛らしい春の和菓子みやげ
桜の開花の便りが少しずつ届き始めた今日、さっそくお花見に出かけようと心を躍らせている方も多いのではないでしょうか。
今回ご紹介するのは、春らしい和菓子の詰め合わせ。銘菓「あも」で有名な滋賀県の叶匠壽庵(かのうしょうじゅあん)さんのつくる季節限定和菓子、一壺天(いっこくてん)、野づつみ詰め合わせです。
一壺天、野づつみ詰め合わせは、このような包装紙で包まれています。
この包装紙の面白いところが、裏面で封筒を作れるようになっているところ。
実際に包装紙を切って封筒を作ってみたところ、内側に包装紙柄のある茶封筒になりました。
お菓子の原材料はこのようになっています。
包装紙を開けると、中箱はシンプルで品のあるデザイン。
箱を開けると巾着型のお菓子が現れます。
お菓子を取り出してみます。左が一壺天、右が野づつみです。
まずは春らしい色合いの野づつみから。紐をほどき、包み紙を開くと、巾着型のお菓子が現れます。お菓子の包み紙がそのまま懐紙になるのも嬉しいところです。
野づつみは、蓬の羽二重餅を大納言小豆の餡で包んだお菓子。「あも」がお好きな方にお勧めです。
野づつみをカットしてみました。
柔らかい羽二重餅と、ほろっとほどける大納言小豆がよく合います。
続いて一壺天。中華菓子を思わせる独特のデザインです。
一壺天は、ひと粒の栗を丹波大納言小豆で包んだお菓子。
心豊かなれば、小天地小ならず。壺中、天あり。小さな壺の中にも無限に広がる大宇宙は存在している、と説く中国の故事に着想を得、菓子をつくる心が豊かであればその味わいは深い、そんな意を込めて(公式サイトより)つくったのだそう。
カットすると形の良い栗が現れます。栗のお菓子がお好きな方に喜ばれそうです。
季節商品の野づつみ、一壺天はいずれも4月中旬までの販売とのこと。
春の手土産に良さそうな叶匠壽庵さんの和菓子詰め合わせは、店舗や公式サイトからお取り寄せが可能です。新大阪の駅ナカでも見かけましたので、お土産の買い忘れの際にも重宝しそうですよ。
ショート動画(38秒)でもお菓子を開封、カットする様子をご紹介しています。質感などのご参考にどうぞ。
今回ご紹介したお店とお菓子
叶匠壽庵
一壺天・野づつみ詰め合わせ6個入 1,695円(税込)