ゆで卵は、どっちが早くできる?「お湯から茹でる」or「水から茹でる」
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00379127/top_1674013378173.jpeg?exp=10800)
ゆで卵は、手軽に作れてタンパク質も摂れるので重宝しますよね。
そんなゆで卵、皆さんはどのように作っていますか?
「お湯から茹でる?」、「水から茹でる?」それぞれの方法があると思います。
実際に、どっちが早くゆで卵ができるのか?気になったことありませんか?
そこで、今回は「お湯から茹でる」vs「水から茹でる」で出来上がる時間を計って、比べてみました。
実際に比較してみた!
ゆで卵の出来上がる測定時間は、次の通り計測しました。
・水からお湯に沸騰する時間
・沸騰してから茹でる時間
この2つの時間を足し合わせた時間を、ゆで卵が出来上がる時間としました。
お湯から茹でる
1)水を鍋に入れて、沸騰させます。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00379127/internal_1674011676684.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
2)卵を入れて、茹でます。
お玉で生たまごを入れると割れづらいですよ。
この結果、沸騰するまでの時間は5分間!茹で上がるまでの時間は9分かかりました。
合計:14分
ゆで卵を半分に切ってみると、程よい半熟加減でとっても美味しそうですね。
水から茹でる
1)卵と水を鍋に入れて、沸騰させます。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00379127/internal_1674011581012.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
2)沸騰したら、そのまま茹でます。
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00379127/internal_1674011606697.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
この結果、沸騰するまでの時間は5分間!茹で上がるまでの時間は7分かかりました。
合計:12分
![](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00379127/internal_1674011625083.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
ゆで卵を半分に切ってみると、黄身はしっかりと固まっています。
お弁当のおかずに入れても大丈夫な固さですよ。
驚きの結果!
![左:お湯から茹でた卵、右:水から茹でた卵](https://newsatcl-pctr.c.yimg.jp/dk/expert-image/parutoyo/article/00379127/internal_1674011644676.jpeg?fill=1&fc=fff&exp=10800)
お湯から茹でる:合計14分(沸騰5分+茹で時間9分)
水から茹でる:合計12分(沸騰5分+茹で時間7分)
お湯から茹でるほうが、早くゆで卵ができると思いますよね。しかし、実際は水から茹でる方が早く出来上がります。
その理由は、水からお湯に加熱する間にも卵に火が通るためです。卵の白身は、60度で固まりはじめ80度で完全に固まります。黄身は65度で凝固がはじまり、70度では完全に固まります。このように、水が沸騰する前の段階でも卵に火が通り始め、茹で時間が短くなったと考えられます。
光熱費を抑えて、調理時間を短くするには、水から茹でるのがおすすめですよ。
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