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韓国に亡命した北朝鮮駐クウェート代理大使の「秘話」 外貨調達機関「39号室」の実態から武器密売まで

辺真一ジャーナリスト・コリア・レポート編集長
党「39号室」室長当時金正恩総書記の工場視察に随行した全日春氏(労働新聞から)

 妻と娘を連れて赴任先の中東のクウェートから2019年9月に韓国に亡命していた北朝鮮のリュ・ヒョンウ駐クウェート代理大使は、昨年1月に亡命が表沙汰になり、韓国のマスコミの注目の的となっていた。リュ代理大使の妻の父親が金正恩総書記の統治資金(裏金)を調達、管理する朝鮮労働党「39号室」の全日春(チョン・イルチュン)前室長であったからだ。

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ジャーナリスト・コリア・レポート編集長

東京生まれ。明治学院大学英文科卒、新聞記者を経て1982年朝鮮問題専門誌「コリア・レポート」創刊。86年 評論家活動。98年ラジオ「アジアニュース」キャスター。03年 沖縄大学客員教授、海上保安庁政策アドバイザー(~15年3月)を歴任。外国人特派員協会、日本ペンクラブ会員。「もしも南北統一したら」(最新著)をはじめ「表裏の朝鮮半島」「韓国人と上手につきあう法」「韓国経済ハンドブック」「北朝鮮100の新常識」「金正恩の北朝鮮と日本」「世界が一目置く日本人」「大統領を殺す国 韓国」「在日の涙」「北朝鮮と日本人」(アントニオ猪木との共著)「真赤な韓国」(武藤正敏元駐韓日本大使との共著)など著書25冊

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