【京都/木津川市】宝くじを買って帰りたくなる!“金運が向上する”と話題の寺へ
はらぺこライターの旅人間です。今回は金銭アップのご利益があると関西で評判のスポットを紹介しましょう。それは金銭を司る聖天様が祀られている京都府木津川市にある「銭司聖天」です。
日本で最初の流通貨幣「和同開珎」
京都府木津川市には、銭司(ぜず)というお金に深い関わりのある地域がある。ここは日本で最初の流通貨幣と言われている「和同開珎」(わどうかいちん)を鋳造したと伝わる場所。
大阪方面から「銭司聖天」に向けて国道163号を車で走ると、木々の茂みの中に銭司遺跡(鋳銭司跡)が見えてくる。
まずは鋳銭司跡に立ち寄ってみると、ここは石碑と案内板があるのみ。ちなみに、鋳銭司(じゅせんし)とは、古代日本に置かれた令外官の一つで、銭貨鋳造をつかさどったとされているトコロだ。
この地に銭司遺跡があるのは律令政治の中央政府に近く、木津川による運輸交通の便や帰化技術者がこの付近に多く住んでいたなどが考えられるのだとか。
Googleマップでこの付近を見ると、金鋳山や金谷、和同などの地名がある。
そして電柱には「銭司(ゼズ)」と書かれている。周囲を歩いても銅銭鋳造が行われていた面影は何一つ見当たらないが、地名から名残が当時の様が偲ばれる。
金運のパワースポット「銭司聖天」へ
銭司遺跡から車で2分も走れば「銭司聖天」と呼ばれている真言宗 醍醐派(西国十一番札所)の寺院に到着する。
本堂には、大日如来、釈迦如来、阿弥陀如来の三尊、聖天堂には「金銭を司る聖天様」が祀られている。ここは関西でも「金運のパワースポット」として名高い開運スポットなのだ。
あらゆる障害を取り除き良い縁を結ぶ力の聖天様を祀る聖天堂、その前にある「金色に輝く大きな和同開珎」の姿が印象に残る。
古よりお金に縁のある場所、そこに鎮座するご利益の高い聖天様。さらに金運を招く黄金色に輝く和同開珎。確かに金運アップの条件が揃っている。
いや、それ以上に何だろう。この清々しい気分は…。
この土地の空気が澄んでいるから感じるのかもしれませんが、聖天堂を参拝していると、心が浄化されるような心地にさせてくれる。思わず、参拝した帰り道で「宝くじを買って帰ろうかな」って気持ちになってしまうほどである。
また、この「和同開珎」は金箔を貼ると、より金運向上のご利益があるのだとか。ココに来たら是非やってみましょう。
ところで、「ん!あれは?」と二度見する不思議なモノが。
それは聖天様を祀る聖天堂の前には大きな大根。これは大根の白い部分に願い事と名前を書いて祈願ができる「大根祈願」というもの。なぜ大根なのか?それは「大」とは大慈悲を表し「根」は人間の煩悩や怒り、愚かさなどの悪の根を断ち切る意味を表すという。
古よりお金に縁のある土地で、金運向上、良縁成就、そして今までの悪い縁を断ち切って前に進みたい方は、一度ぜひ参拝してみては如何でしょうか。
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銭司聖天
住所:京都府木津川市加茂町銭司美ノ畑26番地
電話番号:0774-76-4956
受付時間 : 9:00-17:00
休堂:月曜(祝日の場合は火曜休)
公式ホームページ(外部リンク)
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