芦屋発、洋菓子のモンブランみたいな、人気の黒玄米入りおはぎが可愛い
今回ご紹介するのは、兵庫県芦屋市の芦屋樂膳(あしやらくぜん)さんのおはぎです。
芦屋樂膳さんは、お米やごはんに関わる食品の製造会社が立ち上げたおはぎのお店。芦屋樂膳さんの玄樂おはぎの基本の味は、粒あん、きな粉、抹茶と三種類あります。どれも材料と産地にこだわった品で、黒玄米、黒豆きな粉、黒蜜など「黒」にこだわっています。
玄樂おはぎの名は、「黒」「奥深い道理」を意味する「玄」と、玄米、黒米、黒糖などの黒の素材を「楽」しんでもらいたいという願いから来ているのだそう。
今回ご紹介するのは、そんな玄樂おはぎを少しアレンジしたもので、モンブラン型のおはぎである「モンブラン三色セット」と、春のおはぎ「さくら三色セット」です。
まずは、モンブラン三色セットから。
縁起が良さそうな、八角の箱に入っていました。花見団子を思わせるような春らしい華やかな色合いです。
お皿に並べてみるとこのような感じになります。どこから見ても、洋菓子に見えます。
おはぎという事を伝えずに贈り物にしたら、驚かれそうですね。
大きさはこのような感じ。手のひらにすっぽり入り、重さも軽めでした。
上から見るとモンブランですが、横から見てみると黒玄米入りのもち米(うるち米も入っています)が見えます。紫色がかっているのは、黒玄米のアントシアニンの影響でしょうか。
お味はそれぞれ、抹茶あん、いちごあん、そして栗あんが、少し塩の利いた黒玄米入りもち米の上にたっぷりかかっており、飾りとして栗の甘露煮、渋皮煮、いちごがちょこんと乗っています。
形が形なので、思わずフォークを使って切りたくなってしまいますが、もち米に阻まれて(からまれて?)しまい断念。おはぎらしく、直接いただくのが良さそうです。
続いて、春の「さくら三色セット」
こちらも八角の箱に入っていました。
左から関西風桜餅風、大福風、そして先にご紹介したモンブランタイプのデザインです。
三品とも、もちが手につかないよう、桜葉の塩漬けが敷かれており、ちょっとした心づかいが嬉しいです。
意外だったのが、大福タイプのもの。普通のお餅を使っているかと思ってたのですが、つぶつぶ食感の残る玄米もちを使っており、中にたっぷりの桜あんが包まれていました。
桜餅風と大福風を割ってみるとこのようになっています。
外側に片栗粉をまぶすだけで、普通の大福に見えてしまうのが驚きです。
個性的な風味と面白いデザインの芦屋玄樂さんおはぎ、支店は兵庫県内に三店舗あり、催事などにも出店なさる事がありそうなので、機会があれば召し上がってみてくださいね。
今回ご紹介したお店とお品
玄樂おはぎ モンブラン三色セット 1,090円(税込)
玄樂おはぎ さくら三色セット 843円(税込)