【一宮市】名鉄名古屋本線の愛知県内の駅の中で最も北に位置する趣がある駅『木曽川堤駅』へ行ってみた。
こんにちは!地域情報エキスパートライターのにったようこです。これまで一宮市内を走る名鉄尾西線の路線図に沿って玉野駅、萩原駅、二子駅、苅安賀駅、観音寺駅、一宮駅、今伊勢駅、石刀駅と、駅情報を順番にお伝えしてきましたが、今回は(新木曽川と黒田駅はいったんスキップして)木曽川堤駅のご紹介です。
名鉄木曽川堤駅
名鉄木曽川堤駅は、愛知県一宮市北方町北方畑下裏にある名古屋鉄道名古屋本線の駅で、名鉄名古屋本線の愛知県内の駅の中で最も北に位置する駅です。無人駅で、管理元は名鉄一宮駅。築堤上にある地上駅で高架駅の趣がある駅です。
路線図
木曽川橋梁の小さな駅
駅は築堤上にあり、木曽川橋梁の手前にある小さな駅で、以前はホームだけの駅だったそうです。現在は簡易駅舎が設置されています。タクシー乗り場はなく、駅前にバス路線も通っていません。駅構内、および駅前にトイレ・売店・コンビニもありません。
駅舎は一宮・名古屋方面と笠松・岐阜方面とそれぞれに対称の配置になっている駅舎があります。面白い造りですね。
かつて駅東方すぐに小さな商店があり、切符を発売していたそうですが、木曽川左岸の堤防改良工事によりその商店はなくなったそうです。
堤防道路を1kmほど東へ進むとJR東海道本線の木曽川橋梁と交差します。さらに東には国道22号名岐バイパスが通っています。周囲の見晴らしは良いですがホームから木曽川は見えません。駅前は田園が混在した住宅地が広がっていて、のどかでローカルな雰囲気が漂っています。
あっ!名古屋方面から電車が来ました!
親子連れが電車を眺めています。きっと電車が大好きなんでしょうね!
歩いて踏切を渡ります。こちらは岐阜方面の木曽川を跨ぐ橋です。
岐阜方面からも電車が来ました。
踏切で車はしばらく停車して電車の通過を待ちます。
ホームに電車が並びます。
名古屋方面と岐阜方面に向かう電車が整列しました。なかなか良い絵です。
青空無料駐輪場があります。堤防中ほどにも駐輪場があります。
のどかな風景です。
今回は木曽川堤駅のご紹介でした。木曽川と交差する線路で、築堤上にある地上駅で高架駅の趣がある駅です。少し歩けば春には桜も楽しめますし、時間にゆとりがある方は、途中下車してのんびりと堤防を散策するのもよいのではないでしょうか。名鉄名古屋本線を利用の際は、ぜひ一度は木曽川堤駅で途中下車されてみて下さい!次回は名鉄新木曽川駅のご紹介です。お楽しみに☆