暑い夏、爽やかなものが食べたくなりますよね！そこで今回は、暑い今こそ食べたい"冷たいうどん"の名店を取り上げて見たいと思います。

実は筆者の住んでいる天白区は、風情のある老舗うどん屋さんの宝庫！味も雰囲気も素晴らしい大好きなお店をご紹介します。

手打ちうどんいなば

平針試験場の向かい側に位置する、うどん屋さん「手打ちうどんいなば」さん。免許更新のついでに立ち寄るのが恒例という方も多いのではないでしょうか。

うどんはシンプルなメニューが多く、セットメニューが充実しています。オススメは「ざるうどんセット（ミニカツ丼）」です。出汁と卵の効いた王道な美味しさのミニカツ丼は、老舗うどん屋さんならではの定番メニューですね。

麺をすすると最初の食感はもちもち。ただ噛んでみると、飲み込めないほど弾力で強く、力強い麺となっています。一本だけでも食べ応えがあり、喉越しも抜群です！

くるまや 島田橋本店

島田橋の近くにある老舗「くるまや 島田橋本店」さん。定食メニューが充実しており、どれも美味しく全く外れがないので、迷ったらいつも足を運んでいます。麺についてはうどんとそば、きしめんの3種類から選べますが、ダントツにきしめんがオススメです。

その理由は、なんと麺3〜4本分はありそうな、幅広仕様の麺。常連さんの間では、創作きしめんと呼ばれており、根強いファンも多くいらっしゃいます。

ぜひ"ひやかけ"で注文をしてみてください！とても薄いのにもっちりと弾力があり、しかも表面積全体にひやかけの出汁が染みており絶品です。

まるへいうどん

牛すじカレーうどんで有名な地元の人気店「まるへいうどん」さんですが、実はころうどんも提供しています。特に食べていただきたいのは、夏限定の「牛すじころうどん」です。写真は大盛り、牛すじがたくさん麺の上に盛り付けられています。

一口食べてみると、圧倒的な麺のコシと弾力にびっくりしてしまいました。太さはそこまでではないものの、本場の讃岐うどんに匹敵するレベルです。

そして濃い出汁と、コシの強い麺のコラボレーション。牛すじの癖のある旨みもたまりません。つるつると喉越しよく、最後まで夏らしい一杯を満喫することができますよ。

稲廻家

天白区原の丘の上の一角にある「稲廻家（いねのや）」さん。お昼時には常連のお客さんで賑わう地元に根付いたお店です。様々な定食メニューが充実していますが、やはり名古屋人たるものいただいて欲しいのが「味噌かつランチ」。

うどん・そば・きしめんから選べます。もちろん温・冷ともに可能。筆者のオススメは、"ころきし"です。つるもちの歯応え。出汁もちょうど良い塩梅で、夏らしく爽やかにいただけますよ！

続いて味噌カツ。こちらは脂身のあるロース肉が使われています。ひときれ食べるごとに、肉の旨みがしっかり感じられ、辛すぎない甘い味噌がマッチする絶品です。

まるいち

天白区の一角、昭和にタイムスリップしているかのような趣を備えた「まるいち」さん。こねる・打つ・切る全て手作業のこだわった、純手打ち麺を使ったうどんを中心に、各種セットメニューが充実しています。

こちらもオススメしたいのは、「みそかつ定うどんころ」です。うどんはつるつるとした喉ごしで、そこまで太くはないものの、食べ応えがあり、芯に感じるコシ。絶妙な濃さの出汁と合わさって、思わず夢中で啜ってしまいます。

次に味噌カツ。こちらが本当に肉厚で大きく、とってもジューシー。甘辛い味噌との組み合わせが、最高に名古屋人好みの味となっています。やはりころうどんと味噌カツのセットは最高ですね！

いかがでしたでしょうか。今回は暑い夏にぴったりのうどんの名店をご紹介しました。食欲が落ちる夏こそ、"ころうどん"や"ころきし"でがっつりお腹を満たしませんか？