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19歳ルーキー遊撃手がプロ初アーチ 先制3ランが決勝打に<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
プロ初アーチが決勝打となったキム・ジュウォン(写真:NCダイノス)

7日の韓国KBOリーグは3試合が雨で中止。2試合がナイトゲームで行われました。

NCダイノス-ハンファイーグルス(チャンウォン)は2回裏2死二、三塁で、9番キム・ジュウォン選手が外角低めの直球を逆方向に運び、レフトのブルペンに飛び込む先制3ランを放ちました。

試合はNCが4回に8点を挙げるビッグイニングを作るなど得点を重ねて、16-4で勝利しています。先発のドリュー・ルチンスキー投手が6回1失点で11勝目(7敗)を挙げました。

決勝弾を放ったキム・ジュウォン選手は高卒1年目の19歳。この一発がプロ初アーチでした。NCは正ショートのノ・ジンヒョク選手が腰痛で7月5日に登録抹消。チャンスを得たキム・ジュウォン選手はこの日がショートで17試合目の先発出場でした。ノ・ジンヒョク選手の1軍復帰が近づく中、若き両打ちの遊撃手が大きなアピールをしています。

◆「来年のシーズン開幕は4月2日」

韓国野球委員会(KBO)は2022年の公式戦開幕を4月2日、オールスター戦は7月16日に行う予定と発表しました。来年は9月に4年に1度開催のアジア大会(中国・杭州)があります。過去の同大会では大会期間中に公式戦を中断しましたが、次回はトップチームを構成せず、若手中心のメンバーとなることからシーズンは通常通り行う予定です。

<きょうのアン・グォンス(安田権守、トゥサン)>

キウムヒーローズ戦は雨で中止でした。

⇒ エリートだった「早稲田の腕立て王子」が遠回りして韓国でつかんだプロ野球選手の座

以下が2試合の結果です。

◇9月7日(火)の結果

・トゥサン 中 止 キウム(チャムシル)

 勝:

 敗:

・SSG 中 止 LG(インチョン)

 勝:

 敗:

・KT 中 止 KIA(スウォン)

 勝:

 敗:

・サムスン 2 - 4 ロッテ(テグ)

 勝:キム ドギュ

 敗:ブキャナン

・NC 16 - 4 ハンファ(チャンウォン)

 勝:ルチンスキー

 敗:チャン シファン

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

⇒ 2021年 韓国プロ野球日程表(ストライク・ゾーン)

※本項目は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得ています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FMコザ)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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