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チェ・ヒョンウがキム・グァンヒョンから2発 エース対決を制したKIAが勝利<韓国KBOリーグ>

室井昌也韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表
キム・グァンヒョンから2本塁打のチェ・ヒョンウ(写真:KIAタイガース)

6日のKBOリーグは全5試合が18時30分開始のナイトゲームで行われた。

SSGランダーズ-KIAタイガース(インチョン)はリーグを代表する同い年のエース左腕、キム・グァンヒョン(SSG)とヤン・ヒョンジョン(KIA)が先発対決。今年5月以来8度目の顔合わせは、キム・グァンヒョンから7得点のKIAが7-6で勝利した。5回1失点のヤン・ヒョンジョンが5勝目(4敗)を挙げた。

KIAの4番チェ・ヒョンウは0-1で1点を追う2回表の1打席目、キム・グァンヒョンのチェンジアップをライトスタンドに運ぶ10号同点ソロ。この一発でチェ・ヒョンウはリーグ史上2人目の16シーズン連続2ケタ本塁打となった。

その後リードを奪ったKIAは、6-1の5回にもチェ・ヒョンウが見せた。キム・グァンヒョンの初球のスローカーブに体勢を崩しながらもライトに、この日2本目となる11号ソロを放った。

KIAは連勝し順位を9位から8位に上げた。

◇7月6日(木)の結果

・LG 8 - 7 KT(チャムシル)

 勝:チョン ウヨン

 敗:キム ミンス

・キウム 4 - 5 NC(コチョク)

 勝:キム シフン

 敗:イ ミョンジョン

・SSG 6 - 7 KIA(インチョン)

 勝:ヤン ヒョンジョン

 敗:キム グァンヒョン

・ハンファ 3 - 4 ロッテ(テジョン)

 勝:バーンズ

 敗:ムン ドンジュ

・サムスン 1 - 5 トゥサン(ポハン)

 勝:ブランドン

 敗:チェ チェフン

⇒ KBOリーグ公式戦日程と結果(ストライク・ゾーン)

⇒ KBOリーグ順位表(ストライク・ゾーン)

◆「KIAが外国人投手2人との契約を発表」

KIAは先日ウエーバー公示申請したアドニス・メディーナに代わる外国人投手として、マリオ・サンチェスの獲得を発表。またもう一人の外国人投手ショーン・アンダーソンも同様に退団となり、代わって昨季後半戦チームに在籍したトーマス・パノーンが、再びKIAに加わることになった。

※本記事は韓国KBOリーグ各球団から写真使用の許可を得て掲載。連日、KBOリーグの結果をお伝えしています。

韓国プロ野球の伝え手/ストライク・ゾーン代表

2002年から韓国プロ野球の取材を行う「韓国プロ野球の伝え手」。編著書『韓国プロ野球観戦ガイド&選手名鑑』(韓国野球委員会、韓国プロ野球選手協会承認)を04年から毎年発行し、取材成果や韓国球界とのつながりは日本の各球団や放送局でも反映されている。その活動範囲は番組出演、コーディネートと多岐に渡る。スポニチアネックスで連載、韓国では06年からスポーツ朝鮮で韓国語コラムを連載。ラジオ「室井昌也 ボクとあなたの好奇心」(FM那覇)出演中。新刊「沖縄のスーパー お買い物ガイドブック」。72年東京生まれ、日本大学芸術学部演劇学科中退。ストライク・ゾーン代表。KBOリーグ取材記者(スポーツ朝鮮所属)。

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