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試さないなんてもったいない!丸ごとカボチャをスパッとカット【野菜のプロ】農業女子歴15年が伝授

榎本房枝農業女子/野菜ソムリエプロ

秋の訪れとともに、おいしい野菜の代名詞として、「いもくりなんきん」がおいしい季節になっています。その中でも「なんきん」の南瓜は、丸ごとだと調理が大変な野菜ですが、農家としては丸ごと購入して食べてほしい野菜でもあります。丸ごとレンチンしてからカットする方法もありますが、すぐに全部を使い切らない場合はあまりおすすめできません。

一番の難関はカット!

丸ごとのかぼちゃは、カットするのに一苦労します。とにかくカタイので、包丁で手を切りそうで怖い!そんな声をよく聞きます。コツさえつかめば、カットは楽々なのです。まず、ヘタを取ります。最初から包丁の先を入れて取ろうとすると、刃が折れそうで怖いので、まずは包丁の柄に近い部分の下側をヘタ部分に差し込んで、何度かまわりにカットを入れます。

その後、包丁の先端を入れて、深く差しながらまわりをカットするとポンッと取れるので楽々です。

菜ばしが大活躍します!

ヘタをカットした部分に菜ばしをさして、穴をしっかりあけます。そうすることで、実の部分に包丁の先が入りやすくなるために、その後は楽々です。

その穴を中心に包丁の先端を入れてつき刺すように入れたら、そのまま下に押しながらカットすると半分の部分がカットされ、反対側も同じように包丁を入れれば、力もそんなに必要なく、簡単にカットできます。あとは、種をスプーンで取り出して使ってください。

かぼちゃは夏に収穫されて、追熟してる今が一番おいしい時期です。丸ごとかぼちゃをゲットして、簡単カットを試してみてください。

※この記事には個人の見解を含みます。

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農業女子/野菜ソムリエプロ

農業女子(農水省・農業女子プロジェクトメンバー)、農業内外の様々な企業とのコラボで、使いやすい商品開発をし、職業としての農業と、野菜の魅力を社会に発信中。農業女子としてメディア実績多数。農作業着など現場の意見を取り入れてもらい「ワークマン公式アンバサダー」として、商品開発あり。保有資格:野菜ソムリエプロ、調理師、フードアナリスト2級。

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