新年度の【メンタル寝不足】に要注意!子どもの安眠を促す大事な3ポイント
今日から新学期ですね!新たな学年になり、子どもたちはみんな、そわそわドキドキしていることでしょう。
保育園の子供たちは担任の先生が変わったり環境が変わったりして、心が乱れやすくなる時期です。
特にこの4月から入園をした赤ちゃんにとっては大きく環境が変わるタイミングなので寝付きが悪くなったり、夜泣きが出てしまったりということも考えられます。
こういった環境変化による心理的ストレスは乳幼児だけではありません。小中学生の子供たちも、環境が変われば一時的にストレスを感じやすくなります。
仲の良い友達と離れて新しい友達を作らなければいけなかったり、クラスの中でどのグループに入ろうなど考えたり、そわそわする時期です。
こういった気持ちが不安定になるタイミングは、子供が寝不足になりやすくなります。
不安な要素があると寝付きが悪くなったり、睡眠が浅くなって夜中にたびたび目覚めてしまったり(赤ちゃんの場合はこれが夜泣きになります)、朝早すぎるタイミングで目覚めてしまって寝られなくなったり…などと言うトラブルが考えられます。
親としてできるだけのサポートをしてあげたいですよね。そんなママ・パパのためにメンタル要因の寝不足解消のポイントを3つお伝えしていきます。
▼4時や5時に起きる赤ちゃんの対策
スキンシップを心がけよう
精神的な不安を解消するための対処法として、どの年齢のお子さんでもとてもオススメなのがスキンシップです。
できればハグをすることをおすすめします。ハグをすると「βエンドルフィン」や「オキシトシン」といった幸せホルモンと呼ばれる脳内物質が分泌され、リラックス効果やストレス軽減効果が得られるとされています。
赤ちゃんの場合、保育園の帰宅後に授乳をするのも効果的です。
保育園でうまく昼寝ができず、すでに寝不足になっている可能性もあるので、帰宅後の授乳で小休止させてあげましょう。
いつもより甘えを許容しよう
日中の不安な気持ちから、いつもよりも甘えん坊になったり、普段は1人で寝られているのに「ママやパパと一緒じゃないと寝たくない」と言ったりすることも起こりやすくなります。
“いつも通りにしないと今後もズルズルしてしまうのではないか“と不安になるかもしれませんが、一時的な不安に伴うものなので、受け入れてあげて大丈夫です。新生活に慣れたらまた徐々に元に戻していきましょう。
赤ちゃんや幼児さんの場合は、寝る前のルーティーン時のイチャイチャタイムを長めに設けたり、マッサージをしてあげるなどスキンシップの時間を多めに入れたりするのも良いでしょう。
▼圧倒的に寝つきをよくする!寝かしつけ前のおすすめルーティーン7選
大きいお子さんの場合、恥ずかしい気持ちからうまく甘えたりできず、反抗的になってしまうこともあるかと思います。
ですが、これも一時的な不安によるもの。「なんでご飯食べないの?」「早く寝なさい!」など問い詰めたりせず、「なんだか悲しそうな顔をしているね」など見たままのことを伝えたり共感したりして、本人から話したくなるまでは問い詰めないように、家族の雰囲気は楽しく演出してあげると良いのではないでしょうか。
就寝起床時刻を統一しよう
生活リズムをつけるために、起床や就寝の時間はなるべく統一すると良いでしょう。
保育園や学校のために毎日同じ時間に起床しなくてはならないことは多くあると思いますが、そのためには毎日同じ時間に就寝していることも大切です。
寝る時間がバラバラなのに毎日同じ時間に起きるのは、お子さんの寝不足にもつながります。
10歳以上の児童の場合、朝起きられないことが不登校につながっているとみられる研究も存在します。起きられないから学校に間に合わず、次第に行けなくなってしまう…ということですね。
朝しっかり目覚めるためにも、夜早めに寝る習慣をつけていきたいですね。