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第一回パリウィークが北野で開催。20日は最終日「パリ祭」が神戸文化ホールで【神戸】

Hinata J.Yoshioka旅するフォト&ライター(神戸市)

神戸と言えばジャズ、だけではないのをご存知でしょうか。実はシャンソンも人気があるんです。シャンソンといえばフランスの音楽ですね。

フランスで有名な「モンマントルの丘」。モンマントル地区と友好提携している北野地区ですが、北野の異人館近辺でパリウィークが今月15日から19日の期間で開催されていました。

※パリウィーク…『異人館やカフェからミュージシャン達の奏でるシャンソンで北野坂をモンマルトルに』という趣旨で、北野地区の数ヵ所で生演奏が行われた。パリ祭は、文化ホールでの有料イベント。
※パリウィーク…『異人館やカフェからミュージシャン達の奏でるシャンソンで北野坂をモンマルトルに』という趣旨で、北野地区の数ヵ所で生演奏が行われた。パリ祭は、文化ホールでの有料イベント。

そして、7月20日はいよいよクライマックス。場所は神戸文化ホールに場所を移して「パリ祭」が行われます。関西のミュージシャンだけでなく東京からも大勢のミュージシャン達が来るという、シャンソンのビックイベントだそうですよ。(チケット残数わずかの様です!)

今回はゲストに美川憲一さんを迎えての「パリ祭」。実は一度、33年目でフィナーレを迎えて幕を閉じていたのが、2019年に神戸在住のシャンソン歌手「風かおる」さんの声かけによって復活したのだとか。

北野での「パリウィーク」最終日だった今日、会場のひとつ「カフェ・ドゥ・パリ」にてシャンソンのイベントが行われていました。

ミュージシャンによる生演奏があり、誰でも気軽に見られるということで遊びに行ってみたのですが、店内はシャンソン好きの人で満員…神戸でこんなにシャンソンが盛り上がっているなんて今まで知らなかったです。

神戸以外にも、遠くから来られているという人もいました。実はこの日のイベント、エントリーすればプロのミュージシャンの生演奏で歌えるという驚きの内容だったんです。

歌っている中には、なんと90歳のお婆さんの姿も。全然お歳に見えないくらいに素敵にシャンソンを歌い上げていたのが驚きです。10年前まで30年間ほどシャンソンを習っていたのだとか。

皆さんプロのミュージシャンの演奏に合わせて、感情を込めて色んなシャンソンの名曲を歌い上げていきます。軽快な演奏もパリの雰囲気を彷彿させていてさすがですね。

ここのカフェでは、色んなミュージシャンが日頃から集って音楽を演奏しながら楽しんでいるようです。この日もたまたま店の前を通りかかったジャズシンガーさんがいたのですが、飛び入り参加して一曲その場で歌っていきました。

「この店では、こういうことがよくあるから面白いよ」とマネージャーのアズィさん。決まり切った形ではなく、その時々で自由にクリエイティブされていくなんて素敵ですよね。ここは、フランスの粋さが現れているような空間。

カフェ・ドゥ・パリに来て、タイミングが良ければ色んなミュージシャンの生演奏が聞けるチャンスがあるかもですよ。シャンソン好きならもちろん要チェックです。

2023パリウィークは終了ですが、また来年もやりますと「風かおる」さんがおっしゃってたのでどうぞお楽しみに。そして20日の「パリ祭」も、ぜひお見逃しなく!

パリウィーク、パリ祭

「シャンソンの祭典・神戸パリ祭」

日時:7月20日(木)
場所:神戸文化ホール
問合わせ先:有限会社ウィンド・ミュージックカンパニー
チケット取扱い・電話番号:078-381-6161

旅するフォト&ライター(神戸市)

旅なしに人生は語れない、ノマド系フォトライター。国内から世界各国まであちこち歩きまわって取材する、体当たりレポートを得意とする。趣味は美味しいもの食べ歩き、料理、音楽、ダンス、ものづくり、イベント企画などなど、気になる物には何でも手を出してしまう。南国気質で、とにかくマイペースな自由人。

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