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【そうだったのか】落ち着かないでモヤモヤする5つの理由を解説

もあ指導しないゆる保健師

朝目が覚めた瞬間からなんとなくモヤモヤする…
何かこれと言って原因はハッキリしないけど落ち着かない気持ちでムズムズ

そんなことってありませんか?

ママたちは家事に育児に仕事に…いつも大忙し

それなのにふとした時にモヤモヤに襲われていたらなんだか疲れちゃいますよね…

この記事を読めば、生活の中で落ち着かない気持ちになったりモヤモヤしたりする理由がわかり、それらの不安から解放される方法がわかります。

ぜひ最後まで見てみてくださいね!

落ち着かない原因は、目の前のことに集中していないから

突然ですが、あなたは自分がどのように日常の中で情報を拾っているかご存じですか?

実は、私たちは視覚・聴覚・触覚味覚・嗅覚の五感で1秒間に約2千個もの情報を察知していると言われているんです!

たった1秒の間にあらゆる器官に2千もの情報のシャワーがふりかかっているんです。

ですが、すべての情報を認識することはもちろん難しいです。

そのため、これは大切だぞ、という情報を脳が指令を出してキャッチします。

キャッチできる情報はだいたい8~16個程度だと言われています。

脳が自動的に情報を識別してくれるって一見便利ですが…これには落とし穴があります。

それは、いろんなことを同時にしていたら見落としが出てきちゃうということです。

多くの人がこういった状態に陥っている理由はざっくり5つあります。

1:過去を引きずっている
2:未来を気にしすぎる
3:スケジュールを頭の中で管理している
4:周囲のことに気を向けすぎている
5:情報を取り込み過ぎている

いろんなことを同時進行でしようとすればするほど、脳はどの情報が必要か判断しなくてはならなくなります。

いろいろなことに意識を向ける、いわゆる『マルチタスク』をおこなってしまうと、知らない間に脳に疲労がたまってしまうんです

そして、脳に疲労がたまると、人は不安に苛まれるようになってしまうんです…

それでは、落ち着かない気持ちでもやもやしてしまう5つの理由について知り、対策をしていきましょう!

5つの理由について、順番に解説していきます。

1:過去を引きずっている

すでに起こったこと、やってしまったことを後悔したり、くよくよ考えてしまうことはとても

エネルギーを使います。

特に失敗や嫌だったこと、悪い思い出などは頭の中で考えてしまうとぐるぐると何度も同じことを考えてしまいます

・なんであんなことしちゃったんだろう

・子どもにあんな言い方しなきゃよかった

・先に片付けしておけばよかった

何度も同じことを考えていると同じことなのにまるで嫌なことがいくつもあるように錯覚してしまいます…

過去のことがどうしても気になるのなら、頭の外に出すことをオススメします。

紙に過去の忘れたいことを書き出して脳の外に追い出して、必要なければポイっと捨ててしまいましょう!

過去のことに大切な脳のメモリを使ってしまうのはもったいないですよ!

2:未来を気にしすぎる

未来は、今の自分の行動の結果決まります。

自分で決められる範囲のことは、自分の選択肢で自由になりますが

例えば天災や事故など自分ではどうしてもコントロールできないことについては考えても仕方がないです。

むしろ、自分の努力でどうしようもないことについて心配し過ぎているとその心配している内容が重要なことなのだと脳が認識してしまいます

そうすると、心配していることやそれらに関連する情報ばかり脳が認識し、拾ってくるようになってしまうのです。

未来が心配になりすぎる人にもオススメしたいのが、過去のとき同様何が心配なのか書き出すこと。

対策できることはしっかりと対策し、頭の中でぐるぐる考えてマイナスな情報ばかり受信するのはストップしましょう!

3:スケジュールを頭の中で管理している

ついスケジュールを頭の中だけで管理するのもモヤモヤする理由のひとつです。

・なにかしなければならない

・忘れてはならない

こうやって予定を管理していると脳のメモリを食って作業効率が下がるうえに、忘れてスケジュールをすっぽかしてしまうというやらかしを頻発してしまいます…

脳が一度に覚えておけることは個人差があり2~4個、平均は3個ほどだと言われています。

3つ以上のスケジュールを頭の中で管理するのは困難だと思ってください!

何か忘れてる気がする…と気になっている状態というのはスマホのバックグラウンドで閉じてないアプリがたくさんあるのと同じような状態です。

スマホ同様、こういった状態だと仕事や家事のパフォーマンスも駄々下がりしてしまいますので、メンドクサイと思ってもスマホのメモやスケジュール帳に予定を整理して、見えるようにしておきましょう!

4:周囲のことに気を向けすぎている

アンテナを周囲に張り巡らせすぎていると、自分のことがおろそかになってしまいます。

自分には関係ない悲しい事件やツラい出来事にまで反応してしまってはいませんか?

周りへ配慮できることはステキなことですが、自分の生活に影響が出てしまうのであれば考えモノです。

・噂話

・ワイドショー

・SNS

・他の家庭でのできごと

・仕事に関係ない同僚との時間

こういったことに時間を費やしてしまっていると自分や家族に割く時間を大幅に奪われてしまい、疲弊してしまいます。

必要のない周囲のことには気持ちを向け過ぎないようにしましょう。

5:情報を取り込み過ぎている

スマホの普及により、私たちには常に情報のシャワーが降り注いでいる状態です。

AIもどんどん発達して、さらに自分に合った情報が求めている、いないに関わらず目につくようになってしまっています。

多くの情報にさらされ、判断する回数が増えるほど脳は疲弊していきます。

スマホからは、文字や映像といった膨大な情報が流れ込んできます。

その結果、情報処理が追い付かず、判断力や意欲が低下してしまうという研究結果が出ているのです。

・ついスマホをみてしまっている

・なんだか怒りっぽくなってきた

・眠っても疲れがとれない

こうした症状が出ている方は特に注意が必要です。

スマホと離れる時間を意識的に確保するなど、情報から意識的に離れる機会を設けるようにしましょう!

まとめ:マルチタスクをやめて目の前のことに集中しよう!

目の前のことに集中すれば、脳を効率的に活用でき、不安やモヤモヤから解放されます。

どうしてもママたちというのはマルチタスクをしてしまいがちですが

これは『~ながら』になっているな

と感じたらいったん立ち止まってそれぞれの動作に集中して取り組むなどなるべくマルチタスクを避けるようにしてみましょう。

なにかもやもやするときは、これら5つの理由に自分が当てはまっていないかどうかも考えてみるとよいですね。

指導しないゆる保健師

子どもの笑顔が増える楽メンタル☆.*子どもの理性を育てて、穏やかで充実した子育てライフを送ろう!脳科学×心理学、たくさんの家族と関わってきた経験をもとに子育てに役立つアレコレを発信していきます♪毎週金曜日21時30分更新(不定期更新あり)保健師&ライターとして活動中です(^-^)

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