【富士川町・南アルプス市】眺望無くても大満足の山行でした〜櫛形山のお花畑は素晴らしい!〜
今回は、ゲストおよび友人を伴っての櫛形山登山に行ってきました。櫛形山は南アルプスの前衛峰の一つで、和櫛を伏せたような姿の標高2052mの山になります。登山道は5ヶ所と山の西側を捲くトレッキングコースがあります。
何度も林道ドライブで立ち寄っていましたが、登山のために来たのは何年振りでしょうか?今回は、池の茶屋登山口から山頂、裸山を経由してアヤメ平への往復ルートになります。夏の櫛形山登山ではメジャーなルートです。
日曜日ということもあり、県外からの車も多く停まっていました。多い時は右側の端に縦列で駐車されていることもあります。
ゲスト1名と友人2名、そして筆者の計4名のパーティーになります。
数年振りの櫛形山なので、色々変化があってビックリ。害獣防除の柵とゲートの数が増えていました。
柵内から柵外の様子分かりますか?柵で保護されているエリアは草花が激増していました。以前はもっと殺風景な感じの登りでした。鹿の食害が如何に深刻か思い知らされます。
他のパーティーもいて賑やかな登山道。完全にお花畑状態にゲストも友人も大喜び。筆者もビックリしっぱなしでした。環境の整備に尽力された方々に感謝です。
今はシモツケソウが見頃です。信じられないぐらい増えていましたね。
櫛形山で一番好きな場所。ガスで霞んだ登山道とダケカンバの古木が雰囲気満点。
因みに今回のゲストは、7月26日(金)に開催された第77回富士登山競走山頂コース女性の部で2位入賞の小川ミーナ選手(左)です!隣のお二人は友人のF原ご夫妻。奥さんは富士登山競走五合目コース完走者です。旦那さんもトレイルランニングをされていて、今回の山行は筆者が一番貧脚なのでちゃんとアテンドできるか不安でした(笑)
日本のトップ選手がのんびり山を歩いている姿はレアですね。終始穏やかに楽しくおしゃべりしながら歩いていました。
樹齢300年のカラマツ。櫛形山の稜線上の原生林には、このような不思議な形をした木々が沢山あります。自分好みの木を見つけるのも面白いかもしれませんね。
櫛形山はアヤメで有名ですが盛りは過ぎていました。しかし、それ以上にマツムシソウやシモツケソウなど、他の花が沢山出迎えてくれました。壮観という言葉が相応しい景色でした。
ソバナ?
コオニユリ?しばらく離れていると花の名前も忘れてしまいます。
アヤメ平の木道で周りのお花畑に大喜びの小川ミーナ選手。ここでもシモツケソウが一番目立っていました。
登山のお楽しみ。この間ご紹介しました幸(Sachi)Blueberry Farmさんのブルーベリーを休憩時にいただきました。ペットボトルの水を凍らせて保冷剤にしたので冷え冷え。めっちゃ美味しくて好評でした。
今回は、富士山をはじめ白峰三山は雲の中で眺望は良くありませんでしたが、お花畑や原生林の木々が素晴らしく全員大満足な山行でした。
小川ミーナ選手、F原ご夫妻、ご同行ありがとうございました。トータル4時間半の行程でしたが、貧脚の筆者でもなんとか迷惑かけずに済みました(笑)
来たる8月11日(日)は山の日です。地元の名山、櫛形山のお花畑を愛でに行かれてはいかがでしょうか?多少の急登はありますが、危険箇所も少なく登りやすい山です。ただし、しっかりと登山の知識と装備は整えて安全登山でお願いいたします。