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「溶き卵を泡立てる」←「それやめて!!」料理人からの警告【そのワケとは?】

こんにちは、板前のぱぷちゃんです!

皆さんは「卵」好きですか?卵は「完全栄養食」とも呼ばれており、なんと「ビタミンC」と「食物繊維」以外の栄養素はすべて含まれていると言われています。私も毎朝、卵を2個食べるようにしています。

そんな、卵のオススメの食べ方は「半熟」です。知っていますか…?

卵は生で食べると、タンパク質全体の約5割しか吸収しない事を!

かといって完全に火を通してしまうと「ビタミン」や「抗酸化成分」が大幅に減少してしまいます。

タンパク質をしっかりと吸収させつつ「ビタミン」や「抗酸化成分」を残す調理法は「半熟」にする事なのです。

例えば…「スクランブルエッグ」や「温泉卵」

そんな卵ですが、もちろん単体で食べるだけでなく様々な料理に使われます。「親子丼」「カツ丼」「オムレツ」など使い道はまさに無限大!これらの料理を作る上で欠かせない“卵の下ごしらえ”があります。それは‥「卵を溶く」こと!

どんなに料理をした事がない方でも、卵は溶いだ事(かき混ぜた事)があるのではないでしょうか?

一見簡単に見える「溶き卵」ですが、実はただ単にかき混ぜればいいという訳ではないのです!!

よく、卵が泡立つまでかき混ぜる方を見かけますが…

卵が泡立つまで、かき混ぜるのはNG行為なのです!

この真実を告げられると『知らなかった』という方がきっと多いのではないでしょうか?

理由は何なのか?卵が好きな方はぜひ、最後まで読んでくださいね!

溶き卵が泡立つと…

まず、覚えておいてください…

溶き卵が泡立つ空気が入っている

空気が入った「溶き卵」というのは加熱をすると穴ができます。茶碗蒸しで穴ができるのも、これが原因の1つです。

また、デメリットはそれだけでなく「口当たり」も悪くなり、ボソボソとした食感になってしまうのです。つまり、見た目が悪くなる上に食感も悪くなるのです。

では、どうかき混ぜれば良いのか?私(板前)が今から徹底解説したいと思います。

卵の正しいかき混ぜ方

押さえるべきポイントは2つあります。

★箸をボウルの底につける。
★卵白を切るように左右に動かす。

2つのポイントを合わせると…

箸をボウルの底につけながら、卵白を切るように左右に動かす!

これが卵の正しいかき混ぜ方です。混ぜるというより「ほぐす」イメージでやってみて下さい。こうする事で口当たりが良くなり、見た目も綺麗になります。ぜひ、お試しを!

【合わせて読みたい】
茶碗蒸しが好きな方は【茶碗蒸しに「舞茸」を入れると失敗する|これって本当?現役料理人に聞いてみた】という記事を書いたので良かったら、見てみて下さい!

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