【名古屋市】地元ライター厳選!B級グルメと春の絶景巡りが楽しい「鶴舞沿線のベストスポット」
名古屋を走る路線に合わせて、地元ライターのおすすめスポットをピックアップしてみようという本企画。今回は名古屋市営地下鉄・鶴舞線からご紹介します。
鶴舞線のテーマは、B級グルメと春の絶景を楽しめるスポットが多い点です。「本当にここは名古屋?」という穴場スポットも併せて取り上げていきましょう。
【鶴舞】鶴舞公園(名古屋市昭和区)
名古屋市営地下鉄・鶴舞駅と、JR鶴舞駅を降りてすぐの「鶴舞公園(つるまこうえん)」。名古屋で最初の公園として整備され、令和元年(2019年)には110周年記念を迎えました。
言わずもがな名古屋を代表する桜名所で、毎年3月下旬から4月上旬になると、多くのお花見客で賑わいます。淡いピンク色の桜に包まれると、なんだか心が洗われます。
その一方で、何も魅力は桜の時期だけではありません。都会の名古屋市内にあって、四季の移ろいを伝えてくれる貴重なスポットでもあります。
中でも筆者は桜が散り終わってすぐの新緑のシーズンが大好きです。一面、薄緑に包まれ、まるで絵画のような景観を見せてくれますよ。
<鶴舞公園>
住所:愛知県名古屋市昭和区鶴舞1-1
電話番号:052-733-8340
アクセス:地下鉄・鶴舞駅から徒歩5分
【大須観音】大須商店街(名古屋市中区)
名古屋カルチャーの発信拠点でもある「大須商店街」。名古屋のタピオカブームも、台湾カステラブームも、この大須から始まりました。おしゃれな雑貨屋さんもあり、若者が集います。
栄や伏見、上前津など名古屋の中心どころと近く、ふらっと立ち寄って楽しめるのが魅力でしょう。大須観音にお参りをしてから散策するのが定番です。
中でもおすすめしたい楽しみ方が食べ歩き。中でもタピオカ粉を使った亜細亜坊さんの「唐揚げ」はぜひ一度食べてみてください。カリッとした歯応えとお肉のジューシーさがたまりませ。
下味となる味付けも絶妙で、お肉の旨さを引き立てるように、非常に良い塩梅。6個入りで450円というコストパフォーマンスの高さも魅力です。
<大須商店街>
住所:名古屋市中区大須2丁目~3丁目 · 大須・金山
アクセス:地下鉄鶴舞線・大須観音駅から徒歩すぐ
【塩釜口】一陽軒(名古屋市天白区)
薬膳ラーメンと称されるように、滋味深い味わいの「好来系ラーメン」。天白区の「一陽軒」さんでは、好来系をベースにしたオリジナルの一杯「特上黒メンマ」を提供しています。
30本以上敷き詰められた極太メンマに、自家製マー油がかかっており、とても斬新なビジュアル。極太メンマは、店主のお父さんが営む昭和区・好陽軒譲りの一品で世代を超えて受け継がれています。
そしてもう一つの特徴は、好来系の淡麗スープと豚骨を合わせた「ダブルスープ」。薬膳ラーメンと呼ばれる、好来系の滋味深い味わいと、豚骨のこってり感の調和が見事です。
そしてそこに香ばしいマー油が合わさることで、病みつきになるジャンキーさも加わるのです。他にはない唯一無二のラーメンは、先達を継承しつつ、好来系の広がりを作っています。
<一陽軒>
住所:愛知県名古屋市天白区植田西2丁目1601
営業時間:11時~14時、18時~20時
定休日:木曜日
電話番号:052-802-5525
アクセス:地下鉄鶴舞線・塩釜口駅と植田駅から徒歩約10分
【平針】名古屋市農業センター(名古屋市天白区)
農業の振興を目的として開設された、市民の憩いの場と言える「名古屋農業センターdelaファーム」。春先の園内では、全国有数の梅苑が満開を迎え、一足早い名古屋の春の風物詩となっています。
しだれ梅まつり期間中(2月下旬〜3月下旬)には、たくさんの人で賑わい、もっとも色彩豊かになるシーズン。気温も次第に暖かくなり、少し外出したいときにぴったりです。
そんな梅苑を飛び回っているのがメジロ。元気よく蜜を啄む姿が可愛らしいですね。木から木へと移動するので様子を見ながら、望遠レンズで追いかけます。
連写していると、一瞬の表情変化も捉えることができて楽しいです。お花見の後は、園内のジェラートを食べながら休憩するのが定番!
<名古屋市農業センター delaふぁーむ>
住所:名古屋市天白区天白町大字平針字黒石2872-3
営業時間:9時~16時30分
定休日:毎週月曜(祝休日の時は翌平日)
料金:無料
電話番号:052-801-5221
駐車場:第1駐車場(普通車190台)、第2駐車場(普通車34台)ともに無料。
※農業センターまつり、しだれ梅まつり期間中は有料になります。有料時1回500円。
【八事】八事山 興正寺(名古屋市昭和区)
名古屋市営地下鉄・八事駅から徒歩すぐの場所に位置している「興正寺」。江戸時代の開山以来、尾張藩2代目藩主が帰依したことで、尾張徳川家の祈願所として篤い信仰を受けました。
そんな寺院のトレードマークは「五重塔」。そして春には、見事なソメイヨシノに包まれます。「ここは本当に名古屋!?」という共演を楽しめます。
また角度を変えてみると、大仏さまと桜のコラボレーションが見られることも。名古屋の穴場中の穴場の桜スポットには、いつもフォトジェニックな風景を求めて春に訪れます。
境内の桜はヤマザクラを中心として、ソメイヨシノや四季桜、ヤエベニシダレなど品種が多いことも特徴です。境内は入場料等かからないので、地下鉄でふらっと訪れてみてくださいね。
<八事山 興正寺>
住所:愛知県名古屋市昭和区八事本町79
電話番号:052-832-2801
アクセス:名古屋市営地下鉄・八事駅から徒歩すぐ
桜の見頃:4月上旬
いかがでしたでしょうか。春に訪れたいスポットが多くある鶴舞線沿い。まだまだ春は先ですが、その春を楽しみに、ぜひ近場のお出かけを計画してみてください!また、地下鉄24時間乗車券を購入して、ひたすらB級グルメを食べ歩く町歩きも面白いですよ。