【佐賀市】湯気立つレトロなお饅頭屋さんが作るソウルフード。冬こそ食べたい肉まんじゅう
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12月に入り、寒さも本格化してきました。
そんなとき、ほかほか温かいものを頬張りたくなりませんか。
寒風に身を震わせながら訪れたのは、佐賀市松原の、佐賀中央郵便局と佐嘉神社の間にある「鶴乃堂本舗」。
県警本部や県庁に挟まれた通りを進んでいくと、もくもくと白い湯気が見えてきます。
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昔、辺りは松原商店街という名で栄えていたそうですが、今は独立したようなかたちでお店が建っています。昔ながらの、少しレトロな雰囲気です。
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看板に「餅・まんじゅう」と書いてあるように、こちらはおまんじゅう屋さん。だから肉まん、ではなく商品名は肉まんじゅうです。
休みの日はいつも並んでいるので、車からお店の様子を見て諦めることも…。
この日は午後2時ごろ、お昼どきとおやつの時間の間に来たため、行列に並ばずに済みました。
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安心してショーケースをのぞき込んでみると、肉まんじゅうがぽつんと2つだけ残っていました。迷わず1つ、注文。
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そして隣の甘酒まんじゅうも1つ。肉まんじゅうとセットで買う人が多いです。
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こちらも人気の玉子まんじゅう。ふわふわした優しい味わいの生地に、アクセントとなるレーズンが入っています。他にもやぶれまんじゅうやいちご大福、大福もちなどが並んでいます。
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残り少ないと思い慌てて注文しましたが、店内をのぞくと蒸したての肉まんじゅうたちが待機していました。
店員さんに話を聞いたところ、冬になると肉まんじゅうの売れるスピードがさらに速くなるそうで、この日もお昼までにすでにたくさんのお客さんが買いに来られたとのことでした。
できるだけたくさん製造しているものの、多い日にはなくなり次第終了となるそうです。
今回は、肉まんじゅう(180円)と甘酒まんじゅう(150円)を1つずつ購入しました。
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ほかほかと温かく、紙ではなく透明のビニールに包まれた姿は、確かに「まんじゅう」という感じです。
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中にはぷりぷりとした餡がしっかりと詰まっています。中に混ぜ込まれた玉ねぎのシャキシャキとした食感が活きていて、優しい味ながらも程よく塩胡椒が効いています。
20円で酢醤油が売られていますが、個人的にはかけなくても十分だと思います。
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甘酒まんじゅうの中は、しっとりとしたこしあん。甘すぎず、ところどころに粒粒した食感が残っており、あんこだけでもぺろりと食べられます。
それぞれ、ごはんとして食べるのもいいですし、おやつにもちょうど良いサイズ感です。
食べて中からぽかぽか、温まりながらお腹を満たせます。
年末年始、佐嘉神社を訪れる際にこちらのお店に寄る人も多いのではないでしょうか。
遠くから来る参拝客や親戚に、佐賀の名物として紹介するのもいいかもしれません。
店舗専用の駐車場がないため、事前に付近の有料駐車場を調べて行くとスムーズです。
【店舗情報】
店名:鶴乃堂本舗
住所:佐賀市松原2丁目6-15
営業時間:9:00~18:00
店休日:月曜日