【冷蔵はNG?】青いトマトの追熟方法|3日おくだけで甘みアップ!知って得する保管場所とは?
こんにちは、板前のぱぷちゃんです!
皆さんは「トマト」好きですか?
『トマト苦手...』というお子さんもケチャップは食べれる、なんて事もありますよね。私は「トマトジュース」が苦手なのですが、生のトマトは大好きです。
今回は、愛されたり嫌われたりするトマトに関する話です。
皆さん、青いトマト(熟していないトマト)が手に入ったとき、どのように保存していますか?まさか、冷蔵庫に入れてないですよね?我々がいつも美味しく、甘いと感じながら食べているトマトは完熟したトマトです。しかし、必ずしも毎回完熟したトマトが手に入る訳ではありません。
そんなとき、一体どのように「追熟」をすれば良いのでしょうか?
トマトが好きな方は最後まで読んでくださいね!!
冷蔵はNG!一体なぜ?
まず、完熟したトマトは「冷蔵保存」が可能。しかし、未完熟の青いトマトは冷蔵保存をしてはいけません!理由は…
冷蔵庫だと、追熟しないからです。
青いトマトを追熟させる最大のポイントは「常温におくこと」です。青いトマトは常温に置くことで追熟し甘くなります。※常温というのは15〜25度の事を指します。トマトは元々温かい地域が原産で「寒い場所」が苦手なのです。まとめると…
青いトマトを美味しくするには、常温での「追熟」が必須です。
そして、常温での追熟には正しいやり方とちょっとしたコツがあります。
青いトマトの追熟方法
今回の追熟でポイントとなる、アイテムは「りんご」です。なぜ、りんごを使うのでしょうか?答えはりんごから放たれる「エチレンガス」にあります。
【エチレンガスとは…】
野菜や果物などが分泌する植物ホルモンの一種で、他の果物の熟成を促す働きがあります。
通常、青いトマトが追熟にかかる期間は約1週間です。しかし、こんなにも待ってられません!『どうしても、早く食べたい!』という方もいるかと思います。このりんごを使った追熟方法は約3日間でOKです。まさに、爆速です!
【手順】
①ポリ袋にトマトのヘタを下向きにして入れる。
②りんごを投入。(トマト2個につきりんご1個が目安)
③ポリ袋の口をしっかりと閉じる。
これだけです。ポリ袋の口は忘れずにしっかりと閉じてくださいね!もし閉じないと、エチレンガスが漏れ出てしまい、周りに野菜や果物があれば、それらも爆速で追熟されてしまいます…。
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