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【仙台市宮城野区】まさに令和のスタンダード! 田舎蕎麦を2種類のつけ汁で楽しめる「つけ蕎麦」に出会う

長谷川誠地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

仙台市宮城野区・若林区を愛する号外NETライターの長谷川誠です。

皆さん「つけ蕎麦」ってご存じですか?

お恥ずかしい話ですが、お蕎麦が美味しい山形県で生まれ育ち、定期的に「蕎麦欠乏症」でも発症したかのごとくお蕎麦が食べたくなる私ですが…、ちゃんと知りませんでした。「何やら、お蕎麦の新しい今風な食べ方が出てきているなぁ」程度しか認識しておらず、「つけ蕎麦」という新しいジャンルになっていること、そのジャンルが人気であることを。

今回は、そんな「つけ蕎麦」をこれでもか! と体験させてくれるお店をご紹介いたします。

ご紹介するお店の外観と利府街道
ご紹介するお店の外観と利府街道

そのお店があるのは宮城野区小鶴、利府街道沿い。看板にも大きく「つけ蕎麦」と書かれている

蕎麦令和 東仙台店
蕎麦令和 東仙台店

つけ蕎麦、山形肉そば「蕎麦令和 東仙台店」さんです! 青葉区上杉や岩沼市にもお店がある人気店なので、知っている方も多いかもしれませんね。

食券機前に掲示されているメニュー写真
食券機前に掲示されているメニュー写真

入店すると美味しそうな写真が目の前に…。

「つけ蕎麦」に加えて、個人的に非常に馴染み深い山形肉そばや鳥中華といった、山形県で愛されている蕎麦店のメニュー。そして、「せり」を使った仙台ご当地感の溢れるせり蕎麦もあるようです。

香川真司さんのサイン
香川真司さんのサイン

さあ食券機で食券を買うぞ! と思ったら、脇にはあの香川真司さんのサインがありました。香川さんは何を食べていったんだろう…。

食券機
食券機

香川さんも「つけ蕎麦」食べたのかなぁ…。そんなことを考えながらボタンをポチリ。

店内の様子
店内の様子

中へ入ってみると、カウンター、テーブル、小上がり席と、おひとり様から大人数まで安心の広い店内です。カウンター席に着席し、食券をスタッフさんに渡します。

お店の「こだわり」が書かれた説明書き
お店の「こだわり」が書かれた説明書き

注文したお蕎麦が出てくるまで、お店の「こだわり」を読んで待ちます。

21世紀に入り東京を中心に新しい蕎麦のスタイルとして登場した「つけ蕎麦」。東北・仙台では、まだ馴染みの薄い「つけ蕎麦」ですが、令和という新時代に”新しい蕎麦”の魅力を知っていただければ幸いです。 店主 拝 【説明書きより抜粋】

なるほど。「つけ蕎麦」というスタイルは、東京を中心にして広がってきた新しいものなんですねぇ。いかんいかん。勉強不足でした。いつも蕎麦と言えば、ざる蕎麦や肉蕎麦ばかり食べてしまっていたことを反省。蕎麦を愛するものとして、きちんと進化している「蕎麦」と向き合わねば…。

「味変(あじへん)」に関する掲示
「味変(あじへん)」に関する掲示

「つけ蕎麦」は色々な味変(あじへん)を存分に楽しむのもの。そう教えてくれる掲示もありました。蕎麦湯ではなく、つけ汁を「だし」で割るんですね。これは楽しみ。

カウンター脇のセルフコーナー
カウンター脇のセルフコーナー

ちなみに、「味変」用のセルフコーナーはカウンター脇にあります。

はい、そんなことを確認していたら着丼しました! 人気の看板メニュー「令和つけ蕎麦」。

モリモリのお蕎麦につけ汁が2種類。つけ汁の間に見えるのは生卵。この生卵は、食券を店員さんに渡す際に「アリ/ナシ」を選択できます。私は味変を存分に味わいたいので、もちろん生卵アリ。

ラー油が入った冷たい濃厚醤油味のつけ汁
ラー油が入った冷たい濃厚醤油味のつけ汁

こちらは「豚つけ蕎麦」を楽しむためのつけ汁。ラー油が入った冷たい濃厚醤油味です。

鶏油と黒コショウが入った温かいつけ汁
鶏油と黒コショウが入った温かいつけ汁

こちらは「鶏つけ蕎麦」を楽しむためのつけ汁。ほんのりと黒コショウのスパイシーな香りが漂う、鶏油も入った温かいつけ汁です。

どちらのつけ汁も、先ほど読んでいたお店の「こだわり」によれば、しょっぱいと感じるかもしれないがクセになる味とのこと。

蕎麦のアップ画像
蕎麦のアップ画像

お蕎麦は、太めで色味も濃い田舎蕎麦。豚つけ蕎麦用の豚肉も上に乗せてくれていました。さあ、いざ実食です!

蕎麦のアップ画像2
蕎麦のアップ画像2

まずはお蕎麦だけでズルリ。噛むほどに「今、蕎麦食べてます!」という幸せがこみ上げてくる、蕎麦感強め、太めの田舎蕎麦。蕎麦だけでも美味しい!

鶏つけ蕎麦用のつけ汁に生卵・天かす・一味を投入!
鶏つけ蕎麦用のつけ汁に生卵・天かす・一味を投入!

そして鶏つけ蕎麦用のつけ汁からいただきます。鶏の甘味がたっぷり。しっかりとした田舎蕎麦を鶏の旨味で優しく包んでくれます。

ちなみにトッピングの生卵はこちらの汁に投入してみました。汁の塩味が少しマイルドになり、さらなる美味しさになりましたよ。途中からさらに天かすと一味も投入し、味変を存分に楽しみながら食べることができました。

豚つけ蕎麦用のつけ汁には天かすを投入!
豚つけ蕎麦用のつけ汁には天かすを投入!

そして、豚つけ蕎麦用の濃厚醤油味つけ汁、こちらも美味しい!

濃い目の醤油とラー油が、穏やかな青空を思わせる田舎蕎麦を、イッキにパンチのきいた刺激的な都会の味にしてくれます。食べすすめていくと、その刺激がだんだんとクセになってくる味。こちらも、天かすを投入しながら味変を満喫しました。

だし割りの様子
だし割りの様子

そしてシメは、お汁をだし割りで。

ほんのり優しい「だし」で汁を割ると、美味しい醤油だしスープと鶏だしスープが完成しました。蕎麦湯ではなく「だし」で割る。これが令和時代の「つけ蕎麦」…。美味しいですねぇ。

ごちそうさまでした!
ごちそうさまでした!

そして大満足のごちそうさまでした! 

食券を渡す際にもらえた無料クーポン券
食券を渡す際にもらえた無料クーポン券

無料のクーポンまでもらえて、さらに大満足の「蕎麦令和 東仙台店」さんでした。

皆さんも令和の新しい蕎麦スタイル「つけ蕎麦」。味わってみてはいかがでしょうか。

●蕎麦令和 東仙台店●

〒983-0031 宮城県仙台市宮城野区小鶴2丁目1−1

地域ニュースサイト号外NETライター(仙台市)

地域ニュースサイト『号外NET(仙台市宮城野区・若林区)』ライター/仙台市在住、オタクで女の子二児のパパ。文章を書くこと、街歩き、食べ歩き、オタ活が大好き。HPが少ないピンチの時には温泉や寺社仏閣に出没する傾向あり。芋煮は醤油派こと、お隣の山形県出身ということもあり、新鮮な目線で仙台の”今”を見つめる。記事を読んでいただいた方に、ちょっとでも「行動するキッカケ」が芽生えるような仙台の情報・ネタを発信していきます。皆様からのご意見、ご要望、ご質問から叱咤激励までお気軽にご連絡下さい!

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